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大人の女性が普段使いできるアジアン雑貨「FIOLA」でいいお買い物を

FIOLAの商品 オーガニック&エコロジカルなライフスタイルと世界に触れる、オルタナティブ コミュニティ『earth garden』との連動企画第三弾は、“大人の女性が普段使いできるアジアン雑貨”がテーマの『アジアン雑貨FIOLA』代表の菅野さんへのインタビュー。
生産者が誇りを持って仕事ができる、上品で可愛らしく、質が高い商品を、旅をしながら自らの足で見つける菅野さん。三方良しなお仕事のことをいろいろとお聞きしました。

足で探した自慢のアイテム

いわゆるアジアン雑貨というと、アースカラーの色使いや、ゆるくてクタッとしたシルエット、ちょっと不思議なイラストやデザインで、良かれ悪かれ着る人を選んでしまう。かわいいなと思いつつ、積極的に手が伸びない人も多いでしょう。
そんなあなたはぜひ「アジアン雑貨FIOLA」を覗いてみてほしい。「大人が普段使いできるアジアン雑貨」をテーマに、華やかで上品なアイテムが並ぶ。特に、バナナリーフでできた「さらさらグラデーションストール」は、なんと11色から選べるというから驚き。

菊池さん
バナナリーフでできたストール。11色展開で選ぶ楽しさがある。
菅野 「一人旅が好きなんですよ。観光するのも、買い物するのも、ごはんを食べるのも、ゆっくりすごすのも、一人なら時間が自由に使えて、開放感があります。買い付けも一人旅。とにかく歩いて、人と出会って、探すタイプです。はじめは少し緊張しましたが、意外とどうにかなるものですよ。」
その国ごとに、地域ごとに違う文化は当然そこで作られるアイテムにも現れる。例えば、ベトナムのシルクは手作業の細やかさや、色彩感覚の鋭さが際立っているし、カンボジアのシルクは伝統のクメール織を基本とし、色の組み合わせも独特だ。ラオスやタイは、少数民族による手作業のパッチワークが見事。アジアン雑貨と一括りにするには、あまりにももったいないたくさんの魅力がある。

生産者が誇りを持てるように

正直なところ、見かけは一人旅をするようなたくましいタイプには見えない菅野さん。「旅人」という言葉に違和感があるくらい、上品な雰囲気が漂う方だが、強い信念を持っている。

菅野 「一人旅をしていると、貧しい生活を余儀なくされている人にも出会います。もちろん直接的なサポートが必要なこともあると思いますが、それよりも生きること、働くことに誇りが持てるよう、ビジネスを通じてサポートができたほうがよいのではないかと思っています。FIOLAでは生産者との関係を、寄付をする・受けるというものではなく、いい商品を作ってもらい堂々と仕入れ値をもらう・払うという関係を大切にしています。」

買い付けでも『伝統』や『フェアトレード』という言葉に負けてしまうようなものは仕入れないようにしている。エレガントなもの、上品なもの、かわいらしく質が高い。まずはそれが第一条件。その上で、品質にともなった適切な値段で買い取り、ビジネスとして持続可能な関係性を築くことをとても大切にしている。
わざわざ『支援』という言葉を使わなくてもいい。生産者のことを本当に考えているからこそできるビジネスのスタンスだ。それは確実に農村に住む人や少数民族、障害を持つ人たちなどの貴重な現金収入になり、苦しい生活から抜け出す力になっている。そんなFIOLAをはじめてもう6年。

菅野 「改めて6年を振り返ると、あっという間ですね。FIOLAのビジネスを通じて出会った人と、共に成長できることがとても幸せです。新しい出会いはもちろん楽しいですが、逆にいつ行っても変わらないその土地の魅力が確認できるのもうれしい。日本ではメール一本で済むようなことが、実際に会うまで摺り合わせできなかったり、商品の質が十分ではなかったりすることもありますが、まずは向こうの方のペースに合わせてビジネスをするようにしています。こちらでは非常識なことも、向こうでは常識。そんな文化の違いも楽しんでいます。」

大人の女性が使えるアジアン雑貨

作業者たち

作業の様子
さて、冒頭でもちょっと触れた11色から選ぶことができるバナナリーフのストールだが、バナナの木の葉や皮からとれる新しい天然繊維で、地球に還りやすいエコ素材。実際に手にとって見るとその柔らかさにびっくりした。フワフワとした手触りと高い吸湿性に、夏でも秋でも、いつでも触れていたくなる。光沢も美しく、大人の女性が仕事でも、プライベートでも使える着回しの良さが人気の秘密。11色も色があれば、なにかしら自分の好きな色があるだろうし、選ぶこと自体がとても楽しい。

その他、SoooooSで販売されている「モン族キルト ハンドメイドミトン」も人気のアイテム。アジアン雑貨というよりも、北欧雑貨のような雰囲気がただようが、ラオスのモン族の女性達によるハンドメイド。丁寧な手作業でつくられたキルトが、良いデザインと出会い、他ではなかなか見ることができないレベルの高さにしあがっている。そして中綿もしっかり詰まっているので、実用性もばっちり。同じように作られているランチョンマットもあって、セットであってもかわいい。

「このモン族のキルトには、優秀なプロデューサーがついているんです。モン族の女性が元々持っていた技術をどうデザインすればいい商品になるのか。それをちゃんと考えて商品化されています。現地のショールームもとてもオシャレです。」

日本人が商品に求めるレベルはとても高い。だからこそ、支援を全面に出し、品質やデザインを疎かにするとビジネスは続かない。ビジネスの基本、三方良し(売り手よし、買い手よし、世間よし)を大切にするFIOLAの商品をぜひご覧あれ。

FIOLA: http://sooooos.com/shop/fiola/index

コンテンツ協力:earth garden

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