身近なところから社会貢献を!
知っておきたい、多様化する現代の「寄付」のスタイル

> 「あした、あさって」記事一覧に戻る

みなさんは「寄付」に対して、どんなイメージを持っていますか?今回は、「寄付」に関する
トレンドについてご紹介します。

Pick up 01「寄付」をとりまく、今の日本の状況とは

「気恥ずかしい」「面倒くさい」というイメージから、「寄付」というものに対して抵抗を
持っている人もいるのではないでしょうか?

ところが、現代の日本社会において、「寄付」というのはとても身近なものになっているのです。

その大きな理由のひとつが、インターネットの普及。情報化社会の中で若い世代にも
社会問題に関心を持つ人が増え、寄付先の選択肢も広がり、特に東日本大震災以降、
日本における個人寄付額は一気に増加しました。

また、所得税には、2000円以上の寄付金に対して、「寄附金控除」という優遇制度が
あるのをご存知でしょうか。2011年に行われた税制改革に加え、近年は住民税においても
寄附金控除制度を拡充させる自治体が増えており、「寄付」という積極的な行為を
選択する人は、今後ますます増えていくと考えられています。

Pick up 02心のポイントを貯めよう「寄付付きクレジットカード」

以前よりずいぶん身近になったとはいえ、寄付先の口座にお金を振り込むというのは、
ちょっぴりハードルが高く、継続が難しいという人もいると思います。

そんな人におすすめなのが、「寄付付きクレジットカード」。こちらは、カードの利用額に
応じて付与されるポイントをお金に替えて、さまざまな団体に自動的に寄付できるという
ものです。

寄付先はカードによって異なり、その種類は実にさまざま。一例としては、日本ユニセフ
協会や赤い羽根共同募金、日本赤十字社といった誰もが知っている団体をはじめ、
骨髄バンクや日本臓器移植ネットワーク、エイズ予防財団といった特定の病気への
支援・啓蒙活動に取り組んでいる団体、日本野鳥の会や日本動物愛護協会、WWFなどの
動物や環境の保護活動を行っている団体などがあります。

普段のお買い物やネットショッピングはもちろん、公共料金や家賃の支払いなど、生活の
いろんな場面で利用しているクレジットカード。それを「寄付付きクレジットカード」に変える
だけで、意識することなく手軽に「寄付」をすることができるのです。

Pick up 03お買い物で社会貢献を!「寄付付き商品」をチェック

寄付付きクレジットカード同様、普段の生活に取り入れやすい寄付活動が、「寄付付き
商品」を購入することです。

アメリカ生まれの「寄付付き商品」は、2000年代後半頃から日本でも広がりを見せはじめ、
近年はペットボトル飲料やお菓子などの食品、衣料品、電子マネーなどさまざまな
「寄付付き商品」を見かけるようになりました。

「寄付付き商品」の中には、開発途上国で作られたこだわりのオーガニック製品や、
被災地で作られた伝統工芸品など、魅力的なものもいっぱい。欲しいものを買うだけで
社会貢献につながるなんて、とても素敵なことですよね。

いかがでしたでしょうか。日本社会において生活が豊かになった今、「モノ」よりも「コト」が
重要になり、社会貢献活動はどんどん盛んになっています。明日からの世界を、よりよく
していくための行動のひとつである「寄付」。もっと手軽で当たり前のことになる時代が、
すぐそこまで来ています。

 

by miyako20100401

おすすめアイテム

  • 大切な本をやさしく包む、大漁旗をリメイクしたブックカバー

    気仙沼で作られている独自技術のカラーデニムを使用した、世界に一枚しかないブックカバーです。

  • 甘酸っぱいハート型のクランチチョコレート

    マンゴークランチとイチゴクランチのセット。お菓子を通じて、途上国の学校創設を支援できます。

  • エイズ孤児をサポート!オーガニック・ルイボスティー

    健康にいいと愛飲者増加中のルイボスティー。エイズ孤児院の運営をサポートできます。