憧れのバラ!鉢植えでも育ちます。
優雅な気分を味わいませんか?

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花壇が無くても庭が無くても大丈夫。バラは鉢植えで育てることができます。
お好みの種類をみつけて育ててみましょう。

Pick up 01小さな鉢でも育てられるミニバラから始めてみましょう!

「ガーデニングは好きだけど、バラはちょっと難しそう」なんて思ってしまいがちですね。
でも、実はそれほどハードルは高くありません。
まず始めに、小さくて可愛いミニバラからチャレンジしてみましょう。

園芸店でポットに入って並ぶミニバラの苗。どれも可愛くて迷ってしまいそうですね。
選ぶ時は葉が生き生きとしていて、健康そうなものがオススメです。
鉢は苗より少し大きめのものを用意します。ミニバラでも伸びていくので、倒れないような
安定性のあるものを選びましょう。
そして、鉢に植え替えをして、たっぷり水やりをします。

ミニバラは一年に何回も咲きます。花が咲き終わそうになったら、思い切って切りましょう。
切った花は小さな瓶に入れて、食卓に飾ると素敵です。

Pick up 02いよいよチャレンジ!選ぶなら文字通り頼もしい「強健種」

バラの種類は、たくさんあって迷ってしまいます。
育てやすいのは文字通り、「強健種」と書いてあるもので、一番のオススメです。

もし、春と秋に花を楽しみたい場合は「四季咲き」を選びましょう。
苗に小さな説明書が付いていますので、よく読むことが大切です。

中輪、大輪も迷いますが、コンパクトなフレンチローズなどは人気です。
苗選びは大切ですので、わからないことは遠慮なく園芸店のスタッフさんに聞いてみましょう。

鉢の大きさは苗にもよりますが、6号以上が適しています。
置き場所ですが、夏の照り返しや高温は根にダメージが大きいので、コンクリートに
直置きするのは避けましょう。板やレンガの上に乗せて、一段高くしてください。
また、湿度が高くなると弱くなってしまうので、風通しの良い場所にしましょう。

土はバラ専用のものがオススメです。
そして植え付ける時は優しく扱ってくださいね。終わったらお水をたっぷりと!

日々の水やりでは、あまりやり過ぎると根が腐ってしまうので気をつけましょう。
いつも土の状態を観察して「乾いていたら水やり」を心がけてみてください。
また、肥料も生育に欠かせません。固形の肥料を使う際には、バラに直接触れないようにして、
土の上に置きましょう。

Pick up 03きちんと管理することで長く楽しめます

素敵なバラが好きなのは何も人だけでなく、害虫にも好まれてしまいます。特に緑色の小さな
アブラムシは付きやすいので、日頃からよく観察し、見つけたらすぐに退治しましょう。

園芸店で販売されている薬剤は効果的ですが、集合住宅などの場合は噴霧をすると
近隣の迷惑になってしまったり、小さなお子さんがいると健康面で気にるというようなことも
あると思うので、根本に置くタイプなど、生活環境に合わせて探してみてください。

また、白い斑点が発生する「うどんこ病」や、葉が黄色くなり、黒い点が出てくる「黒星病」も
気をつけたいものです。こちらも薬剤で防ぐことができます。

植え付けたバラが見事に咲くととても嬉しいですよね。
咲いた後は、花びらが落ちてしまう前に切りましょう。
こうすることでバラに余計な力を使わせなくて済みます。

そして、咲き終わった花びらをお風呂に浮かべてみるのも素敵です。
絶世の美女、クレオパトラもバラ風呂が大好きでした。

優雅で高貴な気分になれるバラ、自分で育てて咲かせるのはまた格別です。
ぜひ、バラ栽培にチャレンジして、色々な楽しみ方でバラの魅力を堪能してください。

 

by ろぷまま