おうち時間を楽しもう♪ 
蚊の嫌いなハーブを植えて、快適ガーデンニング

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おうちで過ごす時間が増えて、ガーデニングに興味をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
今後気温が暖かくなると蚊に悩まされることが多くなります。
欧米では蚊の嫌いな匂いのハーブで蚊除けをしているそうです。
今年はハーブの力で安全安心な蚊除け対策しませんか?

Pick up 01そろそろ蚊の季節がやってきます

庭やベランダで植物に水やりでしているとすぐ蚊に刺されたり、窓や玄関のドアを開けた途端に家の中に
侵入してきたり、夏は蚊に悩まされることが多くなりますよね。夜耳元でブーンと音がして眠れなかった
なんてことも。
特に最近はジカ熱やデング熱など、蚊が媒介する感染症が心配されているのでより注意が必要です。

虫除けグッズはいろいろな商品が販売されています。天然のアロマを使った商品もたくさんありますが、
自然界には蚊が嫌う匂いのハーブがいくつかあって、その香りを商品に利用しているのです。ですから
匂いがなくなったら蚊除け効果もなくなります。

欧米では昔から蚊の嫌いな匂いを放つハーブを庭に植えたり、玄関や窓辺においたりして蚊を
よせけつけない対策をしているそうです。これなら見た目も美しく、うっかり虫除け対策を忘れて
外に出ても大丈夫ですね。

Pick up 02蚊が嫌いなハーブ№1№1は「ローズゼラニウム」

蚊が嫌いなハーブはズバリ「ローズゼラニウム」。ヨーロッパで虫除けハーブとして広く親しまれています。
日本名は「蚊嫌草(カレンソウ)」で文字通り蚊が嫌いなハーブです。

紫のかわいい花を咲かせますが、花には匂いがなく葉っぱからバラのような香りを放ちます。
この香りには精神を安定させる効果があるので、アロマオイルとしても人気の高いハーブですが、
蚊の嫌いな「シトロネラ―ル」という成分も多く含まれていて、このため蚊がよってこなくなるのです。

苗を買ってきて育てるのが一般的ですが、病気になりにくく比較的育てやすいハーブです。
ただ高温多湿の場所が苦手なので、湿気の多い日本では地植えより場所を移動できる
鉢植えの方が育てやすいかもしれません。

水はけのよいハーブ用の土を使い、日当たりの良い場所に置いてあげるといいでしょう。水やりは
表面の土が乾いたら少しあげる程度でOK。後は2週間に1回程度肥料をあげて栄養補給すれば
大丈夫です。

「ローズゼラニウム」は多年草でどんどん大きくなるので大きめの鉢を用意しましょう。
挿し木で簡単に増やせるのも魅力のひとつ。複数の鉢で栽培して、蚊の侵入が気になる場所や
日当たりの良い室内に置いてもいいですね。

Pick up 03いろいろ使える万能ハーブ

他の植物と一緒に栽培しても問題ありませんが、その場合は「ローズゼラニウム」と同じく日当たりがよく
乾燥に強い植物を選ぶようにしましょう。ハーブならオレガノ、セージ、ラベンダーなどです。
その他、バラやキャベツ、大豆などとも相性が良く、「ローズゼラニウム」の香りが害虫を寄せ付けない
役目もしてくれます。

「ローズゼラニウム」には、精神安定の効果の他に血行を良くする効果もあるので、
ハーブティとしてもおすすめです。

作り方は簡単。お好みの紅茶の葉とローズゼラニウムの葉っぱを2、3枚ティーポットに入れ、
沸騰したお湯を注いで3分ほど蒸らすだけ。ローズゼラニウムの香りが広がる紅茶の出来上がりです。
お好みで砂糖やはちみつを入れてどうぞ。

その他に乾燥させてポプリにしたり、お風呂に入れてアロマバスにしたり、虫除け以外の用途にも使えます。
今年は「ローズゼラニウム」の素敵な香りの中で、蚊のいない快適なガーデニングを楽しみましょう。

 

by ポレポレ

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