普段の生活でもできる、小さな社会貢献

特別なことをしなくても毎日の暮らしでできる社会貢献のご紹介

毎年この時期になると街頭で見かける『赤い羽根共同募金』。
募金活動に参加したり、募金をしたり、何かしら関わったことのある方も多く、
最も有名な募金なのではないでしょうか。

赤い羽根募金に限らずに日々街頭では色々な募金活動がされています。
直接現金を寄付する街頭募金はできる範囲で少しずつ、協力しているよ！
という方も多いかもしれません。

しかし、直接的な「寄付行為」を毎日の生活の中でも実践し続けることは、実は結構大変なことです。
気持ちはあっても行動にまで結び付けることは難しくてなかなかできない…そんな方も多いのではないでしょうか。

でももし、日常的に何気なくしていることが、「誰か」への寄付支援につながっているとしたら、
いつでも気軽に自分にもできそうだと思いませんか？

敷居の低い支援のカタチ、「ソーシャルプロダクツ」という言葉をご存知でしょうか。

エコやオーガニック、フェアトレード、寄付、地域支援、復興支援　等の社会貢献につながる有形・無形の
商品やサービスのことです。

ここ数年の間にソーシャルプロダクツの製造・販売・サービス提供がとても多くなってきています。
自分や自分の大切な人のためのお買いものやその行為が、遠くにいる「誰か」の支えになっている、
そんな想像をしながら毎日を過ごすライフスタイルは素敵だと思いませんか？

例えば、私たちが牛乳パック1本購入するごとに1円、貧困に苦しむ子供のワクチン購入代として
寄付されたり、お米5キロ購入につき1円が国の特別天然記念物の動物保護活動資金に充てられる、
といったプロジェクトを展開しているスーパーさんがあります。

普通のスーパーでもコーヒー豆や紅茶等のフェアトレード商品の取り扱いもちらほら見かけるように
なってきました。実は、国内大手コーヒーチェーンでもフェアトレードコーヒーの取り扱いを始めて
いるんですよ。あなたの「いつもの1杯」が遠くの「誰か」の笑顔につながっているのは、とても
素敵なことだと思いませんか。

形のある商品だけではありません。例えば、前出の大手コーヒーチェーン店で導入されている
「プリペイド式カード」。復興支援カードが毎年発行されています。購入時のチャージ金の一部と、
そのカードを使って商品購入するたびに購入金額の1％が東北復興のために寄付されるものです。

毎日のようにインターネットやＳＮＳを利用する方も多いと思います。ネット上で寄付支援ができる
「ワンクリック募金」というのがあることをご存知でしょうか？
募金先は様々です。天災からの復興支援、動物保護や途上国支援、児童労働、女性や子供の人身売買・・・
世界中で辛い現実と向き合いながら毎日を生きている人や動物たちを支援している団体への寄付が
まとめられているポータルサイトもあります。

街頭募金や、自分で調べて行動する寄付は難しくても、ソーシャルプロダクツを積極的に購入、利用することや
ワンクリックで誰かへの支援の気持ちを届けることができるのです。

あなたにも今日からできる「普段の暮らしが誰かを支える」そんなライフスタイルを実践してみませんか？

by こつぶっこ