食べきれない!そんな時は、、、ドギーバッグやフードバンクを利用しましょう
注文したお料理が多くて食べきれない時はドギーバッグで持ち帰りましょう。買い置きの食品が
賞味期限までに食べきれない時はフードバンクへ寄付しましょう。
Pick up 01飲食店からも家庭からも食品ロス
食品ロスという言葉、お聞きになったことはありますか?まだ食べられるのに廃棄されてしまう食品のことです。
日本ではなんと1年間に500万~900万トンもの食品が廃棄されています。その一方で、栄養不足で苦しむ
人々は世界で10億人以上。驚いてしまいますね。
飲食店では思ったより多かったり、注文しすぎたり、そんな時に残されたお料理は廃棄されてしまいます。
また、多くのメニューに対応するための仕込みも、注文されなくて余ってしまい、廃棄されることもあります。
家庭では、買い置きの食品保存庫や冷蔵庫に入れたまま忘れてしまい、期限切れになった食品が
廃棄されています。
そんな時、それらを無駄にしないドギーバッグやフードバンクという方法があります。
Pick up 02飲食店で食べきれない時はドギーバッグを!
ドギーバッグって?
犬を飼っている方は「ワンちゃんを入れて抱っこするバッグかな」と思ってしまいますね。
実はこれ、飲食店で食べきれなかった時にお料理を持ち帰る容器のことなんです。
もともとは持ち帰って犬のエサにするという意味からきたものです。
欧米諸国では、ドギーバッグは普通になっていますが、日本ではまだまだ少ないですね。
ドギーバッグは折りたたみの箱型が主流で、可愛いものがたくさん売られています。
お気に入りをみつけて、外食をする時には持っていきましょう。
もしもお料理を残してしまったら、なかなか言い出しづらいかもしれませんが、
勇気を持って店員さんに伝えましょう。
また、ドギーバッグを持っていなくても、お店で用意された容器で対応してくれるところも
たくさんありますよ。
そして、持ち帰ったお料理は衛生面に注意して、早めにいただきましょう。
Pick up 03食材が食べきれなかったらフードバンクへ
フードバンクという言葉をご存知ですか?フードバンクとは、食品企業の製造工程で発生した規格外の
商品や、家庭で余ってしまった食品を引き取り、福祉施設や団体、生活困窮な家庭に無償で寄付する
団体やその活動のことです。
まだまだ認知度は低いので、もっと広まっていくと良いですね。
フードバンクは各都道府県や市区町村などで活動しています。
個人で寄付できるものは、賞味期限内で常温保存の食品(未開封)が中心です。お米や麺類等の穀類、
缶詰、瓶詰等の保存食品、乾物、調味料、インスタント食品、レトルト食品等、ご家庭で眠っているものは
ありませんか?
あっ!と思ったら、さっそくお近くの団体を調べてみましょう。
ドギーバッグやフードバンク、あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、ぜひ思い出してくださいね。
でも、まずは食品が余ることが無いように心がけましょう!
by ろぷまま