潮干狩りだけじゃない。春の海は美味しい食材がいっぱい!食育の旅に出てみよう
海に行ったらスーパーで買う食材を自分でとってみましょう。例えば生の青さは味噌汁に、天ぷらに、
酢の物に、乾燥させて粉砕すれば手作り青のりにも。新鮮な海の幸は磯の香りも濃厚で本当に
美味しいものです。
Pick up 01海は食物の宝庫。美味しい海藻をとってみませんか
春の海といえば潮干狩り。ベストシーズンはGW頃ですが、2016年は昨年に引き続きアサリが
不作で、代わりにアサリの食物である海の生物が大量に増えているそう。
イキモノ達による食物連鎖の不思議を感じますね。
ならばアサリではなく、そういった増えすぎた海の生物たちをとって食べてみましょう。
例えばアサリにみっしり生えている、あおさ。これは青のりとか生のリと言われる海のご馳走。
寿司屋などでのり汁として提供される具はこれです。これを乾燥させて粉にしたものが青のりに
なります。自宅ではなかなか難しいですが、これを寿司のす巻きなどにまべんなく乗せて乾燥
させるとおにぎりなどに使う海苔になります。
それはプロにお任せするとして、このあおさ、知らないとつい素通りしてしまいがちですが、
是非今年はとって食べてみてください。
Pick up 02新鮮な海の幸は磯の香りも濃厚でミネラルもたっぷり
生の青さは味噌汁に、天ぷらに、酢の物におすすめです。新鮮な海の幸は磯の香りも濃厚で本当に
美味しいもの。よくスーパーで袋に入れられているものを見かけると思いますが、海で獲れば無料です。
アサリをとるのは入場料がかかりますが、アオサなどの海の植物は無料です。砂浜より岩がごつごつ
した浅瀬でよく繁殖していますので、アサリの生息場所とはちょっと違うところにあるようです。
ただし、似たような種類のもので、食べてはいけないものもあるそうなので、近くに地元の人がいたら
聞いてみてください。
青さの他には寒天の材料になる天草という海藻、ちょっとわかりにくいかもしれませんが、事前にネットで
確認すればすぐわかります。他には真っ黒なひじき、これも手でちょいちょいとつまめます。
Pick up 03海のミネラルでアンチエイジング。命をいただく食育にも
これらは持ち帰ったら水道水でよく洗い、砂やからまった他の海藻などを取り除きます。
生で料理して余ったら、電子レンジで乾燥させます。磯の香りでいっぱいになりますが、
ひるまず何度もレンジをかけていきます。かけ過ぎて焦がさないようにはしてください。
カリカリになったら取り出して保存します。ビンでもジップロックでもなんでもOK。毎日
手軽に食べられます。
あおさはミネラルや栄養がたっぷり。特に女性のアンチエイジングに欠かせない食べ物として
ヒジキなどと並ぶ美容食でもあります。美のもとである海の幸をたっぷりいただきましょう。
岩場はよくみると、ウニやカニなどがいることもあります。あまり小さなものはリリースするとして、
手ごろな大きさのものは是非食べてみましょう。ウニはすぐわかりますし、カニは生きているもの
ならどの種類のものでも食べられます。子どものいる家庭なら、自分でとって来て食べるという
体験はいいものです。何より「命をありがとう」という学びにもなります。
海を散歩するだけでは勿体ない、ぜひとも豊潤な海の幸も楽しんでみてくださいね。
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福井県のマルカワみそ(株)が内モンゴル自治区の大豆で作りました。めずらしいフェアトレード味噌。
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