気軽に買えるようになったチアシード、
便秘の改善に役立ちます!

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お正月太りがなかなか抜けない季節、炭水化物の取りすぎで便器気味になってしまう人も。
そんな人には食物繊維たっぷりのチアシードをどうぞ。

Pick up 01食物繊維がたっぷりで、美容にも良いチアシード

数年前から人気がじわりじわりと上がってきている食品、チアシード。
実は日本でもだいぶ昔から売られていたのですが、ドライフルーツやナッツと一緒にデパートの
食品売り場でたまに見かける、という具合でした。価格もちょっと手がでないなあと考えてしまう
ものでしたが、今は1か月持つくらいのパックが1000円前後で、量販店でも買えるようになりました。

水につけるとふくらみ、周囲に寒天のような成分がふわふわと湧き出てくるのが特徴です。
この寒天状の成分はこんにゃくの成分と同じ、食物繊維の塊です。
食物繊維は便秘に効き、少量でふくらむので腹持ちがよく、ダイエットに大きな効果があります。
そのほかにもビタミンBや亜鉛、カリウムなどが野菜の数倍含まれているので、体質改善や、
アンチエイジングにも効果があるとされています。

Pick up 02そもそも、チアシードってなんなの?

チアシードはチアという植物の種です。
見た目はゴマか、ミントなどハーブ系の植物の種にそっくりです。それもそのはず、チアという植物は
日本でいうところのシソ科ハーブの植物です。色はゴマと同じように、白と黒があります。フッと吹いたら
飛んで行ってしまいそうな軽さです。

そんな小さく軽い種子には、見た目と違ってたくさんの栄養素がぎっしり含まれています。
その代表的なものが、アミノ酸と必須脂肪酸、食物繊維。
植物なのに、アミノ酸と必須脂肪酸がたっぷり含まれていることに驚きます。必須脂肪酸は
青魚などから取れる、DHAなどと同じ成分です。

古くからから食用にしていたアフリカでは、肉を食べられなくても大丈夫と言われていたほど
栄養バランスの良いパワーフードなのです。

Pick up 03チアシードの食べ方は?

チアシードは1日5グラムから10グラムの間で食べるのが適量です。
ティースプーンに山盛り1~2杯といったところです。

スプーン1杯のチアシードをだいたいティーカップ1杯分の水に浸すと、周りに寒天状の成分が出てきます。
これをよく噛むようにして食べるのです。冷たい水が良いでしょう。お湯を使うとチアシードの栄養成分が
1部壊れてしまってパワーを十分に発揮できません。

浸ける時間に指定はありませんが、10分もすると寒天が出てきます。十分に膨らますために、冷蔵庫で
1晩置くという人もいます。

噛んで食べたいので、相性がいいのはスムージーやヨーグルト。
ほとんど無味無臭なので扱いやすいのが嬉しいところ。
空腹時にお茶に入れて飲んだりすると、お腹が鳴るのを抑えられます。

美容、ダイエットにとても良いと評判のチアシード、手に入りやすくなったところで、
ぜひ試してみてくださいね。

 

by komi