春夏に最適!ガラスの容器で作る爽やかなグリーンインテリア「テラリウム」
これから植物がいちばん生き生きとする新緑の季節を迎えます。最近はインテリアとして多肉植物を育てる
人が増えていますが、春夏にぴったりのガラス容器を使った寄せ植え「テラニウム」作り方を紹介します。
Pick up 01ガラス容器の中の世界「テラりウム」
春になると服や雑貨の店先にもグリーンの植物が飾られているのをよく見かけるようになります。
また部屋やベランダで多肉植物を栽培する人が増えています。手入れが簡単で種類も豊富。
ブリキ缶など、おしゃれな容器に入れるだけで素敵なインテリアに変身するのも魅力ですよね。
これからの時期、インテリアとしておすすめなのが、透明なガラス容器に寄せ植えをする「テラリウム」。
手入れもとっても簡単。新緑の時期はもちろん、じめじめする梅雨の時期も暑い夏も、見ているだけで
涼しくさわやかな気分になれます。
「テラリウム (Terrarium)」 は、主に陸上の植物をガラス容器の中で栽培し育てる方法で、部屋に置く
ミニチュアの庭みたいなものです。近年、園芸愛好家や女性の間で人気になっています。テラニウムに
適した植物は、コケ、水草、多肉植物、エアプランツ。アイデア次第で面白い見せ方ができるので、
はまる人が多いようです。
Pick up 02「テラりウム」の作り方
まずは必要な物を用意します。DIYのお店やネットで手に入ります。
・「テラりウム」に適した自分の好きな植物
・ガラスの容器
※家にある使わなくなったコップやガラスのポット、金魚鉢、牛乳瓶などでも可。蓋の付いた容器の方が
水分の蒸発が防げるので水やりの回数も少なくてより手入れが簡単になります
・土
※ハイドロボールや赤玉土など水はけのよいもの。食卓に飾るならハイドロボールが衛生的です
・鉢底用の砂利または石
・根腐れ防止剤
※蓋のない容器を使う場合は不要
・カビ防止と水はけ用の木炭
・植物を配置する時に使う割り箸やピンセットなど
はじめに土台の部分を作ります。
ガラスの容器に根腐れ防止剤を入れます。次に砂利または石を敷き、炭を敷いていきます。
ガラス容器なので横から重ねた断面を見ることが出来ます。色の付いた砂利を入れてもかわいいですよ。
最後に土を敷き土台が完成です。
土台が出来たら植物を好きな場所に植えていきます。容器の大きさにもよりますが、あまり詰め込み
過ぎると容器に植物がくっついてしまうので、ゆとりをもって植えてあげます。むき出し状態の土が
ないよう土をコケで覆いましょう。
土台作りが面倒という方にはエアフランツだけのテラニウムがおすすめ。容器に入れるだけで完成。
軽いのでハンモックで上から吊るす飾り方がおすすめです。
アレンジとして動物や物のフィギュアや木の枝などの小道具を配置して自由に楽しんでください。
Pick up 03グリーンの癒し効果でリラックス
植え込みが完了したら霧吹きで全体を湿らせ、蓋がある場合は締めます。直射日光が
当たる場所は植物が乾燥しやすくなるので避けましょう。また、光が全く当たらない暗い場所も
光合成が出来ないのでNGです。
こうして出来上がった「テラリウム」は、透明のガラス越しに植物が光を受け光合成することで酸素を
生み出します。容器の中は自然のサイクルで潤いを保つのでまめに手入れをしなくても大丈夫。
水が多すぎるようなら蓋を開けて湿度を調節し、乾燥していたら霧吹きで潤いを与えてあげてください。
家の中にたくさん「テラりウム」を作ると癒し効果でリラックス出来そうです。
「テラリウム」は小さい空間ですが、地球のしくみが凝縮されていて、緑の偉大さと大切さを改めて
実感させられます。普段から自然のしくみを壊さないようエコな生活を心がけたいですね。
by ポレポレ