家庭に常備しておきたい
すっぱいけど美味しい梅干し、よい物の選び方

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スーパーで簡単に手に入るものから贈答品まで、梅干しには色々な種類があります。
美味しくて安全な梅干しの選び方は?

Pick up 01まずは梅干しの漬け方をおさらい

美味しいけどすっぱい梅干し、まずここで、梅干しの作り方を簡単におさらいします。

最初に梅の実を良く洗って塩漬けにします。1カ月くらいでひたひたに梅酢が上がったら、
取り出して天日干しです。
風通しの良いところによく漬かった梅の実を並べて、一週間程度干します。
じつはこれで、梅干しの完成です。意外に単純ですね。

梅干しの赤い色は、塩漬けの時点で赤紫蘇を加えることでついてきます。赤紫蘇を加えない梅を、
白梅干しといいます。家庭で作る場合は白梅干しが簡単です。

ところでスーパーに行くと、梅干しではなく梅漬けというものがたくさん売られています。
梅干しと梅漬け、見た目は同じですが、何か違いがあるのでしょうか?

Pick up 02梅干しと梅漬けの違い

梅干しと梅漬けの違いは、最後に天日干しをしているか、していないかの違いです。

天日干しをしている梅はやや乾燥していて表面が固く、塩が結晶化している場合もあります。
食べてみるとすっぱいのが特徴。
その反対に梅漬けは、梅酢に浸かっている状態なので、表面が柔らかいのが特徴です。
干さないので塩分濃濃度はそのままです。酸っぱすぎず、まろやかな味をつくることができますので
食べやすい味になります。

梅干しと梅漬けの大きな違いがもうひとつ。それは保存期間です。
梅干し・・・常温で長期保存が可能。何十年も持つ。
梅漬け・・・冷蔵で、1~2年で食べきってしまった方がよい。
スーパーなどの梅漬けは、早めに食べきってしまった方が良いようです。

Pick up 03塩と梅だけを使った美味しい梅干しを探そう

梅干しも梅漬けも、梅酢に含まれているクエン酸による抗菌作用や疲労回復など、
さまざまなメリットがあります。
ただし保存料や着色料、化学調味料がたくさん入っていると、その効果は落ちてしまいます。
せっかくですから、梅酢の効果をたくさん取り入れることもできる梅干しを選びたいものですね。

量販店で買う場合は、梅漬けよりも梅干しの方が安心です。梅漬けは調味液にいろいろと
混ぜることができ、梅干しよりも保存料などが多く入っている場合が多いからです。
梅干しは本来、梅と塩だけで作るものです。

ネットなどで探してみると、純粋な梅干しを作っているメーカーもたくさんあります。
たまにはスーパーの梅干しではなく、ネットのお取り寄せ品などでよい梅干しを探してみましょう。
何より味が違います。ぜひお試しを。

 

by komi

 

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