冬に咲く花で鮮やかなガーデニング
さみしい冬の庭やベランダ、今年はちょっと色を添えてみませんか?
Pick up 01冬でもガーデニングはできる!
マンションのベランダや、家の庭で花を育てている人なら必ず悩むのが、冬場の花です。
春夏は苗さえ植えればある程度放っておいてもピンクや水色、黄色などパステルカラーの花が
たくさん咲き乱れるものですが、冬は何もかもが枯れ、もの寂しいベランダになってしまいます。
寒い冬こそ暖かな色で演出したい、ここではそんな人におすすめの植物を紹介します。
ちなみに冬の花は品種改良され、春夏の花よりもむしろ丈夫に作られているものも多いので、
初めてガーデニングをしてみたいという人にもおすすめです。手入れが大変な盛りだくさんの
壇ではなく、ちょっとした鉢植えから気楽に楽しむことができます。
Pick up 02寒さに強い冬の定番!ガーデンシクラメン
冬が近づいてくるとお花屋さんにずらっと鉢植えが並べられるシクラメンですが、
もとは鉢植えにおさまりきらないほど大きな植物です。
家で手軽に楽しめるように品種改良されたのがガーデンシクラメン。
寒さに強く、赤やピンクの綺麗な花を咲かせてくれるありがたい植物です。
どのくらい寒さに強いかと言いますと、氷点下で葉や茎が凍りでもしないかぎり大丈夫。
少ない水で冬の間中、次々と花を咲かせてくれます。
寒くても、陽のあたる場所に置いてあげると花の色がきれいに出ますし、多年生植物なので、
夏になって葉が落ちても、秋を過ぎた頃にまたつぼみをつけ始め、うまく育ててあげると
5~6年楽しむことができます。小さな鉢なら500円くらいと大変リーズナブルなのも魅力です。
ガーデニング初心者は何はともあれこのガーデンシクラメンから初めてみましょう。
Pick up 03お水をあげるのが苦にならなければパンジーがおすすめ
春の花として知られているパンジーですが、実は開花時期は11月から5月の間。
つまり、一番厳しい寒気に耐えて花を咲かせる代表的な植物です。
シクラメンと違って1年で終わる植物ですから、本格的に冬が始まる10~11月頃に苗を植え付けて、
夏が始まるまでのワンシーズン、長く開花を楽しむことができます。
寒さには強いのですが、水と日光を沢山欲しがる植物なので、最低でも1日1回、
できれば2回水をあげることが可能な環境の人におすすめです。
朝夕の洗濯物を干す時と取り込む時にでもお水をあげてやると調子よく咲き続けます。
パンジーのうれしいところは、白や赤、紫に偏りがちな冬の花の中では珍しく、
黄色やブルー寄りの彩りが楽しめるところです。
この他に冬におすすめなのは、ハボタンやカランコエなど。どの花も心をなごませてくれますよ。
寒い冬が来る前に、ベランダや庭も冬支度を始めてみませんか。
by komi