体にいいもの、悪いもの、何がどうちがうの?

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普段私たちが口にする食材。それぞれ何が体にいいのか、悪いのか、よく知らないことも多くありますよね。
今回は、それぞれの栄養素が体にどういう働きをするのか、ご紹介します。

Pick up 01疲れやすい、記憶力が落ちた、なんて症状ありませんか?

生き物が生きていくうえで避けては通れない現象が「老化」です。最近特に、「疲れやすくなった」などと
感じる方もいらっしゃると思います。そもそも「老化」とはいったいなんなのでしょうか。

「老化」というのは、分かりやすくいうと「体内の酸化」なのです。体内の細胞が活動する中でできた不要物に
活性酸素とよばれるものがあります。これが体内にある鉄分と結びつくと、それがいわゆるサビとなったり、
脂質と結びついて過酸化脂質という血管にこびりついてしまう物質となってしまいます。

これらの物質が、体力や記憶力の低下を引き起こします。
さらに進行すると、三大疾病を引き起こす可能性もあるのです。
そして、この活性酸素は喫煙や暴飲暴食、食品添加物の摂取、ストレスなどにより
増えることがわかっています。

Pick up 02活性酸素を防ぎたい!どうする??

細胞は日々活動し続けるため、活性酸素を全く作らないようにする、というのは実際は不可能です。
ですから、生成された活性酸素を体外へ排出することを意識して行うといいでしょう。

この体外へ排出する働きを「抗酸化作用」といいます。そのためには抗酸化作用がある食品を摂ることが
望ましいです。抗酸化作用のある成分としてはビタミン類、ポリフェノール、カテキンなどが知られています。

ビタミン類の中でも特に活性酸素の除去に有力な成分がビタミンCとEです。ビタミンCはフルーツや
緑黄色野菜に、ビタミンEはアーモンドや大豆などの豆類に含まれています。

ポリフェノールは赤ワインに含まれる成分として有名ですが、他にも玉ねぎやコーヒーなどにも
含まれているため、お酒を飲めない人も摂取しやすい成分です。カテキンは緑茶の成分として
知られていますね。昔から、お茶でうがいをすると風邪をひかない、ということも言われています。

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Pick up 03どんな食品もバランスよく

その他にも、ミネラルや亜鉛、カロテンなど抗酸化作用のある成分はたくさんありますが、
抗酸化作用のある物質はお互いに補強しあって働きます。なので単体でそれだけを摂取しても
あまり意味がありません。やはり、バランスのいい食事が第一と言えるでしょう。

外食や市販の加工食品などは、食品添加物を多く使っている可能性が高いため、活性酸素を
増やしやすい食品と言えます。その意味では、活性酸素を増やさないように、できるだけ、
自炊をするといいですね。

自炊をする場合、農薬は決して身体にいいものではないため、安全をうたっている食材を
使った方がいいでしょう。また、だ液の中にも抗酸化作用のある成分が含まれているため、
よく噛んで食べることも大切です。

日常的な軽い運動を行ったり、ストレスをためない生活をすることもプラスです。
現代社会ではなかなか難しいかもしれませんが、健康体を作るためにも、まずは
できることから始めてみましょう。

 

by TAKAKON