ヨモギなど手軽な野草摘みからトライしてみよう
万能薬からお菓子作りまで

> 「あした、あさって」記事一覧に戻る

豊かな自然に触れるだけでなく、野草や木々の葉を摘んで食べてみませんか。例えばヨモギは薬や
料理に、桜もつぼみや葉は桜湯や桜餅の材料になります。気軽にトライしてみましょう。

Pick up 01通りすがりの道でヨモギやハーブを探してみましょう

桜の季節も終わり、日差しもまぶしくなってきました。草や木も緑が濃くなり、しばらくは暑くもなく
寒くもない穏やかな季節を楽しめそうです。

こんな季節には、豊かな自然に触れるだけでなく、野草や木々の葉を摘んで食べてみませんか。
例えば花が終わった桜の葉は、蒸して塩で締めれば桜餅の材料になります。道端に生えている
ヨモギの他、運が良ければミントやカモミールなども見つけられるかもしれません。園芸店から
風に乗って霧散した種や胞子などが、空き地や道の土の出ている部分で育ったりするそう。
ただし、街の草花として育てられているものも多いと思いますので、それにはさわらないでください。

近場に公園などあれば、そこに散歩がてら行ってもいいでしょう。もしくは街は避けて緑多き郊外や
野山に出掛けてみましょう。野草や木の葉を摘む際は、毒性のある植物に注意して、見分けやすい
ヨモギなどからトライしてみましょう。

Pick up 02ヨモギは美容と健康に役立つ万能薬、色々使えます

ヨモギは薬草にもなる良質な食用植物。昔から「飲んでよし、付けてよし、浸かってよし、嗅いでよし、
燃やしてよし」と言われているほど、美容と健康にも役立つ万能薬なのです。
緑の濃い大きな葉をとりたいところですが、食用にするなら上の方の芽の先から少し下のあたりの
若い緑のものを選びましょう。これでヨモギ餅や、ヨモギ茶がつくれます。

葉を蒸かしてペーストにして使うのが王道ですが、家では簡単かつ色々使えるようにフリーズドライ
にします。大きなざるなどにあけてよく洗い、水を切ります。風通しのよい場所で天日干しが一般的
ですが、ここは時短のために電子レンジで乾燥させます。最初は出力を強くしてしんなりさせ、次に
弱で焦がさないように乾燥させていきます。取り出して水分が残っているようならもう一度かけます。
それを砕いて粉にします。手軽に使えるヨモギパウダーの出来上がり。

Pick up 03桜は花もつぼみも食べられます春の香りを楽しんで

これを上新粉に混ぜたりホットケーキに入れたり、お湯を注げばヨモギ茶に。
緑豊かな自然をいただきましょう。

ヨモギの他には、花が終わったばかりの桜の葉も美味しい自然。
これもあまり大きくなく、小さくもない葉を選んで用意します。
桜といえばさくら餅。葉は洗って塩をして蒸しますが、これも電子レンジで簡単にできます。
カリカリに乾燥はさせず、しなっとしたら出来上がり。桜餅をくるむのもいいですが、
お弁当の仕切りのハラン代わりにしたり、料理に添えても春の香りの一品になります。

他には八重桜のつぼみを洗って塩漬けにして約一ヶ月。湯呑に入れてお湯を注げば、
綺麗な桜湯の出来上がり。

でもとっていい場所、毒性の有無などは事前にくれぐれもよくよくチェックしてくださいね。

うららかな季節「花より団子」と昔の人が言ったように、食材探しのピクニックに
是非出掛けてみてください。

 

by kinari

おすすめアイテム

  • ひとつあるととっても便利シンプルな布袋しかもスタイリッシュ

    こんな組み合わせが欲しかったジュート麻生地に人気のリネン柄。ヨモギやハーブをざくざく入れよう

  • 日焼対策まずは首から軽めシフォンで優雅にUVカット

    バナナ葉の繊維のざっくり感が涼しげなストールは、上品な光沢と爽やかなシャリ感が魅力。送料無料!

  • オーガニックコットンを使った、お肌にも環境にも優しい帽子です

    深めでつばも広めの帽子でしっかり日焼防止。裏地はオーガニックコットンで柔らかくソフトな肌触り