ボランティアで身近な自然を守りませんか? 週末の半日でも可能な環境保全活動!
自然環境との共存に関心はあるものの、日々の生活に追われ実際に関わる事に踏み出せていない方も
多いのではないでしょうか?今回はそんな方でも気軽に環境保全活動に関われる方法のご紹介です。
Pick up 01自然環境と共存の社会に向けて
地球規模での自然環境の破壊、種の減少や絶滅への危機感から、自然環境との共存社会という言葉を
掲げた取り組みが各地で行われています。
現在は自然といっても実際に人の手が加わっていない原生的な自然環境はほんの一部であり、里山や
農地、神社や寺、公園の森、などを上手に利用しながら野生生物の回復や景観の維持を模索している
状態と言えます。
近年は生産性の低い山間部の農地をはじめとする不耕作地が増加しています。
このような場所は放置したままでは荒地なってしまいますが、手を加える事で生物多様性の高い
湿地環境となります。
また、農薬の使用を抑え稲の収穫後の水田に水を張り、ドジョウや鮒を増やし、渡り鳥などの飛来する
場を目指す取り組みも行われています。
Pick up 02ボランティアで身近な自然を取り戻すお手伝い
そういった場所の維持、管理のために里山の木を切ったり、雑草を取り除いたりするボランティア活動が
各地で行われています。
これらの中心となる場所は、山間部だけでなく都市部から少し離れた郊外にもあります。
環境活動家や環境再生医を中心として行っている環境保全活動は、多くのフィールドで人員不足と
高齢化が問題となっています。
「環境保全 ボランティア 地域名」で検索すると様々な活動団体がピックアップされますので、自身の
生活と性格にあったタイプを選ぶとよいでしょう。
雑草を刈ったり、木を切ったり身体を使って作業をすることが多いので、細く長く続けるスタンスと
無理の無いスケジュールで参加することがポイントになります。
週末のみ、初心者OKなど、関心があれば誰でも始められるサポートが付いた取り組みもありますよ。
Pick up 03具体的にどんな作業があるの?入会金や会費は必要?
実際には各団体により活動の幅は大きく異なります。
年会費や入会金を徴収している団体もあれば、1回数百円の参加費のみで活動している場合もあります。
興味を持ったなら、気になる点については事前にきちんと確認しておきましょう。
保全活動としても、棚田の維持管理、荒廃茶畑の開墾、耕作放棄地の再生活動、ハイキングや登山道の
除伐、間伐を伴う整備など様々です。また、自然体験型のイベントや炭焼きなど若い層に関心を持たせる
よう定期的にイベント活動を行っているところもあります。
環境保全活動のボランティアについてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
慢性的に人手不足の分野ですので、ちょっとした一歩がとても大きな意味を持ってきます。
健康面、体力面では自信がないけれど何かできないかと考えているなら、ボランティアの事務スタッフも
いるので気軽に問い合わせて、自分に可能な形で参加しませんか。
by maruse