ベビーバスは必要?不要?お湯の温度は?
はじめての沐浴はわからないことでいっぱい!

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初めての沐浴に必要なものや実際に入れてみる際のポイントを、先輩ママさんに聞いてみました。

Pick up 01新生児のうちのお風呂タイムを沐浴といいます

赤ちゃんが生まれてしばらくの間はお風呂に入ることをなぜか沐浴といいます。
いつ沐浴ではなくなるのかも定かではありません。もともとは宗教上のお清めのような言葉のようですが、
不思議ですね。

何はともあれ、自分でお座りできない赤ちゃんを抱えてお風呂に入れてあげることを沐浴と言うようです。

この沐浴に関する予習が産婦人科のママさん講習でも育児本でもかなりのウェイトを占めていて、
新米ママさんはおののいてしまいます。

「そんなに大変なことなの?」
「ベビーバスから一式そろえたらかなりの金額になってしまう」
などと皆さん緊張気味。

でも大丈夫、2人目ママさんなどの話を聞くと、沐浴はそんなに大げさなことではないようです。
問題は、赤ちゃんに負担をかけない姿勢やお湯の温度で気持ち良くお風呂に入れてあげること。

では実際のコツを聞いてみましょう。

Pick up 02赤ちゃんのお風呂温度はかなりぬるめに設定を

ちなみに一日のほとんどを寝て過ごす新生児時代の赤ちゃんにとって、沐浴は一日の間で一番
刺激になる出来事です。

ほどほどに体力を使い、大人で言えばちょっとした運動にもなるようで、昼も夜もなく過ごしている
赤ちゃんはお風呂の時間を境目に1日を感じているフシがあります。
というわけで、まず大事なことですが、沐浴の時間はできるだけ同じくらいの時間にしてあげましょう。
生活のリズムを整えるために大切なことです。

お風呂の温度はぬるめにします。赤ちゃんのお風呂は37~39度が良いと言われます。これは大人が
びっくりするくらいぬるい温度です。大人は40~42度を好むので、ついそのくらいの温度にしてしまいがち。
そのため湯音計が必要と言われるのですが、感覚的にぬるいくらいとわかっていれば大丈夫です。
最近は給湯で湯温設定できるお風呂が多いのでそちらを使えば楽ですね。

Pick up 03ベビーバスは絶対必要?いつまで使うの?

ママさん同士で最も貸し借りが多いのがベビーバスです。たった1~2ヶ月ほどしか使わない割に
場所を取る大きさなので、購入するのが最も大変なアイテムだからです。

要は清潔で安全な環境でお湯が溜められればいいので、ベテランママさんになると衣装ケースの
引き出しをよく洗って使っているという猛者もいます。よく考えたものですね。

最近は空気を入れてふくらませるタイプのベビーバスも売られていますのでそれを使うと
場所を取ることもなく楽でしょう。

ちなみに赤ちゃんの首が座ってくると、大人と一緒にお風呂に入れることができるようになります。
ぬるいお湯さえがまんすれば、大人もそのほうが楽になります。

ガーゼやタオルはあるもので良いのですが、清潔で肌触りの良いものを使ってあげてください。

ベビー用のせっけんやシャンプーは、1年くらいは使いますので、専用のものを用意しましょう。
大人用は刺激が強すぎて赤ちゃんの肌が乾燥してしまいます。

こうして見てみると、ベビーバス以外はほとんど消耗品ですね。

沐浴の時期はほんとうにあっという間に終わります。楽しみながら一式揃えるのも良いですが、
その分をマッサージオイルなどケア用品にかけてあげるのも良いでしょう。

沐浴は赤ちゃんとの貴重なひととき。いっぱい楽しんでくださいね。

 

by komi