お気に入りのセーターを来年も着るためのお手入れのポイント
衣替えの前に確認しておきたい、衣類のお手入れ方法についてご紹介します。
Pick up 01手入れをしっかりすれば何年も着ることができます
冬の間大活躍だったお気に入りのセーターを大切に長く着るためにはきちんと正しいお手入れを
しておく必要があります。キチンとお手入れされた衣類は何年もきれいなまま着続けることができます。
毎シーズン大量に衣類を購入して、シーズンが終わるごとに大量に廃棄・・・、ちょっともったいない
ですよね。ほんのちょっとのお手入れで衣類はぐんと長持ちします。ぜひ正しいお手入れ方法を
マスターしておきましょう。
Pick up 02毛玉をとっておく
セーターに限らず、衣類は着続けていると毛玉ができてきます。これは汚れではなく、繊維と繊維が
摩擦によって絡まることでできるもの。見た目が悪くなりますので、丁寧にとっていきましょう。
そもそも毛玉のできにくい素材を選ぶというのも洋服選びのポイントのひとつかもしれませんが、
出来てしまった毛玉をいかにきれいに手入れするかはマスターしておきましょう。
毛玉をとるための専用の毛玉取り器や毛玉取りブラシというものも市販されています。これらは
手玉とり専用というだけあって非常にきれいに毛玉がとれます。ですがわざわざ購入しなくても
身近なモノでも毛玉がきれいにとれるのです。
その代表がカミソリや軽石。軽くニット表面をなでるようにあてると、毛玉がきれいに取れていきます。
台所用のスポンジも同じように毛玉取りに使えますよ。生地を傷めたり、繊維が毛羽だってしまって
余計に毛玉ができやすくなってしまうので、強くこするのは厳禁です。
Pick up 03汚れを落としてきれいな状態で保管する
毛玉をきれいにとったら次は汚れをきれいに落としておきましょう。クリーニングに出してもよいのですが、
自宅の洗濯機で自分でホームクリーニングすることもできます。ふんわりと畳んで、大きめのネットに入れて
洗います。
必ずニット洗い専用の洗剤で洗うことと、洗濯コースをドライ衣類コースやソフト洗いコースで洗うことが
ポイントです。通常の標準コースで洗うと強い水流や脱水が縮みの原因となってしまいます。
ニット洗い専用の洗剤は縮みを防ぎ、静電気防止の機能にも配慮されていますので利用をおすすめします。
干すときにはハンガーにかけて干すと型崩れの原因になります。形を整えて平らに干すようにしましょう。
万が一、袖口や首回り、裾部分が縮んでしまった場合は、乾かした後にかたちを整えながらスチーム
アイロンの蒸気をあててあげるとキレイなかたちに整います。
しまうときには、防虫剤や湿気取りを一緒に入れてしまいましょう。
手間はかかりますが、自分で丁寧に手入れをしている衣類には愛着もわくもの。
お気に入りのセーターを長持ちさせるためにはこのひと手間がとても大切なのです。
by こつぶっこ