お手入れ簡単! 造花じゃないけれど土が不要で霧吹きで水をかけるだけ!
ディスプレイに適しているエアープランツは手がかからずに室内で自然の緑を満喫できる優れた植物です。
初心者でも、忙しい人でも無理なく育てられるエアープランツに挑戦してみませんか?
Pick up 01これって造花じゃないの?
水も土も不要の不思議な植物!
始めて目にした時には思わず造花?と思ってしまう事もあるのではないでしょうか?
100円均一でも購入可能な手軽で人気のエアープランツは、アート感覚で自在にディスプレイできる
不思議な植物です。
そもそもエアープランツってどんな植物なのでしょう?
野生のエアープランツは着生植物(ちゃくせいしょくぶつ)といって、他の樹木や岩盤 などに根を張って
生活しています。
くっついている植物から栄養を吸収しているわけではないので寄生植物とも異なりますし、土に
根を下ろす植物とも違った育て方になります。
ただし、特性さえ理解すれば非常に育てやすい植物といえますので忙しい方にもおススメです。
それではエアープランツの特徴、育て方、注意点、種類を見ていきましょう。
Pick up 02エアープランツの特徴
乾燥には強いけれど過度な湿気には弱い?!
実はエアープランツには大きく「銀葉種」と「緑葉種」の2タイプがあります。
銀葉種はもともと乾燥の強い砂漠などの植物であるため日本で育てる場合、乾燥よりも梅雨時の
湿気対策がポイントになります。通気性の良い明るい場所が適しています。
手軽に手に入るエアープランツの多くがこちらになります。
緑葉種は乾燥に弱く水分を好み、きつい日光が苦手ですので直射日光が当たらない場所に置きましょう。
また、エアコンの気流が直接当たる場所も避けた配置を心がけてください。
水やりは夜!
夜の水やりがダメな植物が多い中、逆なのがエアープランツです。
野生では夜露を葉から吸収しているため、夜になると気孔が開く習性があります。
通常は3日に一回程度霧吹きで葉が湿る程度の水やりで大丈夫です。
ただし、梅雨時は控えめにして様子をみて行いましょう。
Pick up 03どんな植え方、活かし方がいいの?
土に植えるのはNG!
銀葉種は湿気に弱いため通常の観葉植物のように土に植えると湿気が多すぎて枯れてしまいます。
流木、空き瓶、カゴ、松ぼっくり、砂利などを使って通気性の良いディスプレイを作りましょう。
緑を室内に取り入れてリラックス空間をアート風に!
土が不要なのでPCの周りやキッチンでも安心してディスプレイが可能です。
天井から吊ったり、雑貨と一緒に配置したり、あなたの感性を活かしてお気に入りの
空間を作ることもできます。
初心者でも忙しい人にもピッタリ!
他の植物と比較してお手入れが非常に楽なことがお分かり頂けたのではないでしょうか?
緑が欲しいけれど面倒、観葉植物を枯らしてしまった事がある、といったズボラさんでも
挑戦してみると案外上手く育てられそうです。
by maruse