音がもたらす心理的影響は大!
音を選んで、うまく気持ちのバランス調整を!

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リラックス時の音楽、その曲で本当にリラックスできていますか?
音は様々な感情を与えてくれます。リラックスしたい時には、好きという基準以外にも
効果的に疲れをとるという基準もいれて、音楽を選んでみませんか?

Pick up 01体がリラックスする音とは?

病院の待合室で流れる音楽や駅の構内での音楽にイライラしたことはないでしょうか?
実は、それはあなたの機嫌が悪いのではなくイライラさせる音である可能性があります。

リラックスする音って具体的にどんな音か知っていますか?
心をほぐし、ゆったりするには、音の強弱が少なめで自然界にある純正律の音が適しているといわれています。

小学校、中学校で習う音はピアノを中心とした平均律で成り立った音律を使っているため
あれが正しい音階、音律だと思っている人も多いのですが、実は世の中には多数の調律があります。
民謡や民族楽器の音が他の音階とは違うと感じるのはこの調律が異なるからです。

ですから純正律と平均律の違いで精神的に受ける影響も異なります。
ほっとしたい時には、心からくつろげる音を聞く方が疲れが取れるのです。

Pick up 02平均律と純正律ってなに?

平均律の音の特徴
これは元々自然界に合った音律ではなく、転調、移調しやすいように発明された音律です。
普段耳にする事が多く、分かり易い音ですが強制的な雰囲気もあり、緊張感があります。
交感神経を刺激するといわれますので、シャキッとした気分にさせてくれます。

純正律の音の特徴
人間が出す音に近い構成となっているため、初めて聞く曲でも懐かしさを感じ、落ち着く特徴があります。
副交感神経を刺激することでリラックスし、心地よさを与えてくれます。

違いを簡単にみてみると、音程が固定されているピアノは「平均律」で調律されていますので
実はハモる時に微妙にズレた音になっています。
しかし、普段はこれを聞き慣れているので気にならない人が大半です。
それに対してヴァイオリンや管楽器は微妙な音程が調整できるのでハモる時は「純正律」になると
いわれます。

純正律による共鳴を体感すると瞑想にも通じる感覚がえられ、リラックス効果が増すようです。

Pick up 03活動時とリラックス時に聞く音楽は変える!

目的にあわせて効果的な曲を選ぶ
リラックスするにはゆったりと気持ちよくなり、まどろむ様な音が適しています。
いくら好きな曲でも交感神経が働き、駆り立てられたり、目が冴えたりする音は適していません。
夜は自然に眠りを誘う音を、朝はシャキッとする音を選んで聴くことで心のバランスを取りやすくなります。

リラックス時には音と合わせて照明も柔らかく
くつろぐ時間にはやや暗めで温かみのある照明が効果的です。
音楽と合わせるとよりリラックスできるはず。例えば、お休み前のひと時は、和紙を通した優しい明かりや
キャンドルで雰囲気のある空間を作り疲れを取るのがおすすめです。

好きな曲でも聴く状況や時間によっては変えた方が効果的という事が、少しはお分かり頂けたのでは
ないでしょうか。この記事を参考に、休む時にはゆったりした歌声、管楽器、自然音CDなどの
力が抜けて気持ちが良くなる曲を選んでみてください。

 

by maruse

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