避けて通れない正月太りは3つのポイントで早めにリセット
毎年どうしてもやってしまう「正月太り」は早めにリセットすることがコツ。
成功のポイントを3つに絞ってご紹介します。
Pick up 01毎年繰り返す正月太りの原因を知る
毎年毎年、繰り返してしまう「正月太り」。年末年始は、人とワイワイ楽しく食事したり、お酒を飲む機会が
ぐんと増えます。普段の食事よりも時間をかけてゆっくり食べることで結果として普段よりも摂取量が
自然と多くなるため、摂取カロリーが高くなってしまう。
これが正月太り最大の原因であることは既に皆さんご承知かもしれません。
加えて、寒い時期で運動量が落ちていることや、寒さによって血流やリンパの流れが悪くなっていることも
重なってより体内に脂肪をため込みやすい状況が揃っているのです。
Pick up 02ついてしまった脂肪は早めに手を打つ、が大原則
脂肪というのは、ついたばかりの新鮮(?)なうちに手を打つことが大原則です。
というのは、ついたばかりの脂肪は柔らかく分解されやすいのですが、時間がたつほど固くかたまり、
分解されにくくなっていくからです。
脂肪はまず皮膚組織のすぐ真下につきます。このときの脂肪は水分量が多く、分解されやすい状態です。
脂肪層のすぐ下には筋肉層があり、運動等で筋肉が動くと簡単に分解されて血管から血中脂肪として
排出されていきます。
ところが、時間が経っていくと、水分量が少なくなり固くなっていき、なおかつ筋肉組織と絡み合って
筋肉が動いても分解されなくなっていきます。少々の運動くらいでは脂肪が落ちることがなくなって
しまうのです。あの有名な「セルライト」のしつこさは皆さんご承知の通りです。
脂肪の定着してしまう、正月明けの2週間が勝負。早ければ早いほど楽にリセットが成功するというわけです。
「早めにリセットが成功のための大原則」、これはとても重要なポイントになりますね。
また、正月太りの原因「食べ過ぎ、運動不足、血流の悪さ」この3つの解消が正月太りリセットの
ポイントでもあることもお忘れなく。この3つのポイントについて、順番に対策を確認していきましょう。
Pick up 03正月太りのリセットは3つのポイントが成功のカギ
◆「食べ過ぎ」解消のポイント
これは食事の内容に注意することが最も大切なのは言うまでもないことですが、特にアルコール、甘いもの、
脂質(油)の3つの摂取量に注意しましょう。「食べない」という選択肢は逆に代謝を落とし痩せにくくしてしまう
可能性が大なのでおすすめできません。おかずの量や種類を制限するよりも、夕食だけ炭水化物抜きや
半分に減らすといった工夫の仕方にしましょう。
◆「運動不足」解消のポイント
寒い時期は普段なら歩いている距離もついついタクシーを使ってしまったりということもありますね。
しかし、正月太りリセットのためには寒さもガマンガマン。少し早足を意識して歩くうちに体も温まり、
より運動効果もあがります。外を歩くのがためらわれるようなら、職場ではなるべくエレベーターを
使わずに階段を使う等の少しの心がけから始めてみましょう。室内ではあまり厚着しすぎないように
して、寒さを感じたら体を動かして温めるように工夫することもいいですね。
◆「血流の悪さ(冷え)」解消のポイント
体を温める食事や飲み物を意識することも大切ですが、体の中でも冷えやすい首回り、手首、足首の
3つの首をしっかり保温して体を冷やさないようにすることが大切です。また、気がつくと冷えている
意外な部位がひざ裏と二の腕の裏側です。
夜には温かい湯船にゆっくりとつかり、体内からしっかり温まることも冷えをリセットするのにとても
効果が高いといわれています。
増えてしまった体重やついてしまった脂肪は早めに対策を始めることで楽にスッキリとリセットすることが
可能です。まずは2週間、3つのポイントに絞って試してみてくださいね。
by こつぶっこ