身近な食べ物、ピーナッツがあらためてすごい!

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とっても身近なナッツ類、ピーナッツには驚きの栄養素がぎっしり!

Pick up 01どこで生産されているの?いつが旬なの?ピーナッツ

柿の種やチョコレートなどにも入っているせいか、とっても身近に思えるピーナッツですが、もちろん
マカダミアナッツやアーモンドなどと同じナッツ類です。

落花生とも呼ばれるので日本の食べ物のようにも思われがちですが、原産はアメリカのアンデス山脈。
高山で栽培される豆科の植物です。南米やインド、中国でたくさん生産されています。

ピーナッツは子どもやお年寄り、お酒を飲む男性や若い女性にも幅広く好まれているので消費が
安定している食べ物ですが、近年国内の生産量は右肩下がり。8割は輸入に頼っているのが現状です。

ちなみにピーナッツの旬は秋です。栗と同じような時期が一番美味しい作物です。生の落花生を
食べたいのなら、秋がオススメ。加工されていないピーナッツは柔らかくて風味がよく、止められない
美味しさです。

Pick up 02おやつ代わりにピーナッツはあり?

ピーナッツに限らずナッツ類はその半分が脂質でできているので、食べると思いのほかこってりと
していて空腹感が落ち着けたり、お腹が鳴るのを防いでくれたりします。

よくナッツの食べ過ぎは吹き出物ができるなどと言われるのは、この思いもよらないこってり感のせい
ですが、ご安心ください。この脂質、植物性のものなので体内に溜まりにくく、逆に体の中の中性脂肪や
コレステロールを減らしてくれる効果があります。

よくコンビニなどのおつまみコーナーで袋売りされているピーナッツはだいたい100g入りですが、
このひと袋で500カロリーくらい。毎日ひと袋食べてしまうと高カロリーになりますので、おやつとして
食べる目安は片手で握れるくらいにしましょう。

加工されていない生のピーナッツは低カロリーでおすすめです。

Pick up 03ピーナッツに隠された、驚きの美容効果

ほかのナッツ類に比べて格段に安いのがピーナッツの特徴です。海外での生産量がとても多いので、
輸入品でも安価に購入できます。欧米ではピーナッツバターなどの加工品として食べられることが
多いようです。

実はこのピーナッツには、オレイン酸などの生活習慣病に効く成分もたっぷり含まれています。一日に
適量食べると動脈硬化の予防にもなりますね。

それからピーナッツの薄皮には、ポリフェノールがたくさん含まれています。ワインのようなあの赤い色を
考えてみると納得です。この中に、抗酸化力の高い成分がたくさん含まれていることが近年の研究で
分かってきました。こちらは美肌効果や老化防止に効くと言われています。

現代人が陥りがちな生活習慣病やアンチエイジングに、とっても効果がある身近なナッツ、ピーナッツ。
ぜひお仕事中のおやつ、家事の間の息抜きに、ちょっとつまんでみませんか?

 

by komi