皮まで栄養たっぷり、冬は無農薬りんごで健康促進!

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これからが旬のりんごは私たちに不足している果実ならではの栄養素が盛りだくさんです。

Pick up 01りんごの起源をちょっと予習

りんごが食用として栽培され始めたのは一体いつごろのことでしょうか。
それはもう気の遠くなるような昔、紀元前のローマにさかのぼります。

寒さに強いりんごはヨーロッパの土壌にピッタリ。すぐに欧州に広がり、南のブドウ、
北のりんごと、世界の2大果実の1つとして大きな役目を担っていくことになります。

寒冷な土地に強いりんご、旬の季節はいつなのでしょうか?
それはもちろん、秋から冬にかけてです。
カナダの有名な作品、赤毛のアンにも出てくる冬りんご。グリン・ゲイブルスでは
地下の貯蔵庫に冬中たくさんしまってあり、アンの大好物です。冬のりんごは
ツヤツヤと色も濃く、甘さや水分がたっぷり含まれています。

日本では青森県が最大の産地です。やはり寒い地域が栽培に向いているようですね。

Pick up 02りんごには果実ならではのペクチンがたっぷり!

りんごを使った料理やお菓子、飲み物は昔からたくさんのレシピがあります。

元々りんごが広まったヨーロッパの水は硬水が多く、ミネラルが足りません。そこで
りんごを使ったたくさんのレシピ、さらに飲み物が開発されました。りんごのジュースや
りんご水、そしてりんごのお酒も登場することになります。シードルは有名ですね。

りんごにはカリウムやペクチンなど、果実ならではの栄養素がギュッと詰まっているのですが、
特に栄養が詰まっているのは皮の部分。皮と身の間が一番栄養素が濃いと言われています。

ペクチンは腸の働きを助け、悪玉コレステロールを減らす役割があると言われています。さらに、
りんごの赤い皮にはポリフェノールが含まれています。というわけで、りんごを食べるとき
皮を捨てるのはとてももったいないことなのです。

とはいえ、ちょっと気になるのは皮についた農薬。よく洗えば問題ないとされていますが、
最初から皮も食べてやろうと思ったら、農薬の少ないりんごを選ぶに越したことはありません

Pick up 03有機栽培、農薬減のりんごなら皮まで安心

りんごの栽培で無農薬は大変難しいことだと言われています。甘く蜜のたっぷり入ったりんごは
人間だけでなく、鳥や虫も大好物。守り切るのは容易なことではありません。

それでも安心なリンゴを食べて欲しいと願って、無農薬リンゴを作ってくれている農園はたくさんあります。
市場になかなか流通しないので、購入するならお取り寄せがいいでしょう。
冬の収穫前、秋の終わり頃までに予約をしておけば確実に手に入ります。

皮まで食べられるりんごは、もちろんまるかじり、または丸ごと焼いた焼きりんごなどがおすすめです。
皮を向いて食べるときにも、皮をお湯で煮出してそのお湯で紅茶を入れれば本当のアップルティーの
出来上がり。

りんごは涼しい所に置いておけば1ヶ月くらいは持ちますので、まとめ買いもできます。
毎年この季節に1箱買って、1ヶ月ゆっくり楽しむと良いですよ。

 

by komi

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