生え始めた人も、だんだん気になり始めた人も。
白髪のできるメカニズム。

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白髪は誰でもいずれ生えるもの。でもできるだけ引き延ばしたい、そんなお悩みに答えます。

Pick up 01白髪ができるメカニズム

多くの人が気になる白髪、早ければ30代、40代になるとぼちぼち出てくるものです。人によって差があるので
遺伝が原因だとされる向きもありますが、最近は先天的な原因よりも環境や身体の状態による、という説が
有力です。実際に、同じ親から生まれた兄弟姉妹でも白髪の量や発生時期が違うことが多々あります。

それでは白髪になる後天的な原因は何があるのでしょうか。過度なダイエットやストレスなどがよく
その一因として挙げられますが、その他にも大きな病気をした後や、頭髪部にケガを負った場合なども
考えられます。

ではなぜ、これらの原因で髪は白くなってしまうのでしょうか。いくらストレスなどが続いたからといって、
黒い髪の毛が白くなってしまうというのはとても不思議なことです。

Pick up 02髪はもともと白い、という考え方

髪の毛の黒い色は、メラニンからできています。メラニンといえば女性にとっては馴染み深い
紫外線から成る色素、そしてシミ、ソバカスの大敵です。

お肌にとっては有り難くないメラニン色素が、髪の毛にとってはとても重要になるのですね。
ということは、年を取るとメラニン色素が減ってしまって白髪になるということでしょうか?
ところがそういちがいには言えません。

お肌の事を考えてみると、人は年を経るごとにメラニン色素が蓄積され、シミやそばかす、黒子が
増えていくものです。老人性のシミなども出てきます。この論理から行くと、髪の毛もどんどん
黒くなっていくはずです。

実は髪の毛が白くなるのは、メラニン不足によるものではなく、メラニンを髪の毛にいきわたらせる
酵素が不足するからだと言われています。また、頭髪でメラニンを黒色にする力が衰えてくるからとも
言われています。

原因はまだはっきり解明されていませんが、髪はもともと白く、加齢によって黒い色を吸い込みにくくなる、
ということが言われています。

Pick up 03白髪になりにくい食べ物ベスト3

白髪になりにくくなるためには、メラニンを黒色色素にする、そして髪の毛に黒色を行きわたらせるための
サポート食品を多く取ることが必要不可欠です。

そのための食物ベスト3をお教えします。

その1 海藻類
昔から言われていることですが、海藻類は髪の毛の発育にとてもいいと言われています。これは抜け毛
予防だけではなく、メラニンを活性化させる役割も持っています。
昆布やワカメ、ひじきなどは安価でたくさん食べられるので、ぜひ積極的に摂取しましょう。

その2 ナッツ類
脂肪分が多いとされるナッツ類ですが、白髪予防には欠かせない食物です。これはメラニン色素の
原料になります。アーモンドやカシューナッツなど、毎日7~10粒ほど食べれば適量です。カロリーも
気になりません。

その3 銅
これは食物ではないですが、銅の成分がないと髪の毛に黒色を浸透させる酵素が発生できません。
銅は根菜、貝など土に近い食べ物に多く含まれています。銅製の鍋などを使うのもおすすめです。

日頃食べている身近な食材だからこそ、意識して摂取していくことが大切です。
白髪を予防するため、常日頃から頑張りましょう!

by komi