旬の味覚は美味しく、健康を促進します！
元気になる季節の食材を楽しみませんか？

今では季節に関係なく様々な食材を手に入れる事が可能な生活になりましたが、やはり旬の味覚は
味も良く栄養価も高いので、その季節に合った物を選んで食べることがオススメです。

年中、スーパーに出ているトマトやキュウリが当たり前のような感覚になっていませんか？
野菜嫌いになる子供の多くはその野菜の持つ本来の味を知らずに不味いと判断しているのです。
地で育てた季節の野菜を食べるとスーパーの野菜の味との違いに驚きを覚えるのではないでしょうか？

｢旬」ですが、これはその食品が新鮮で美味しく食べられる時期を表しています。
また、旬には市場に出回る量も増えますので安価になります。
そう考えると不味くて高い時期ではなく、美味しく安い時期に食べるのが良いというのは容易に理解できますね。

冷凍技術、貯蔵技術の発達やハウス栽培、更には輸入によっていつでも手に入れられる食材は
数多くありますが、だからこそ旬の物を選び上手に食べる知識を身につけたいものです。

旬の野菜は味が濃く、余計な調味料が不要です。
生や茹で、蒸しで、塩やハーブを少し付けて食べてみてください。
余分な塩分摂取を控えることができ、健康的な味覚になりますよ。

有機野菜などはサイズが小さい物が多いのですが、食べてみると味が濃縮された感覚になります。
ニンニクなどを例にとってみると、料理に使った場合、小粒な有機栽培は水分が少なめで少量でも
旨みがしっかりと出ます。

味の濃い野菜はスープにすると出汁がよく出ます。
皮や葉っぱ、外皮など、くず野菜を溜めておき、ある程度溜まったら出しを取って使うと良いでしょう。
また、トマトたっぷりのミネストローネ、コトコト煮込んだ玉ねぎスープなども美味しいので是非、
挑戦してみてください。

実は、産卵期に漁獲量が増える為、その時期は出回る量も増加するのですが、
魚自体の味が落ちる事も多いので美味しい時期とずれる事があります。

地方によって呼び名が違う魚もありますし、カレイなど種類が多くそれぞれの旬が
異なる場合は素人には少し分かりにくいかもしれません。

また、回遊魚の場合は旬が地域により異なる事がありますので、その地域の旬に
従うのが良いでしょう。ちなみに鰻は「土用の丑」で夏のイメージが強いですが、
天然物は初冬が旬になります。

何れにしても旬を意識した食材選びは味、価格、栄養価などプラスになることが多くありますので、
意識して選ぶ事をオススメします。
旬に食べることで今まで好みでは無かった素材の良さに気づけるのではないでしょうか。

by maruse