手触り、吸水力、丈夫さ。タオルに何を一番求めますか?

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私たちが日常的に使っているタオル。バスタオルやフェイスタオル、持ち歩きには普通のハンカチよりも、
タオルハンカチが主流になっているほどですね。
デザインもさまざま。タオルを買う時、何を重視していますか?

Pick up 01タオルはなぜ、ふわっとしているのか?

タオルは布を織る時に、糸をループ状に余らせることでふわふわの手触りを実現したものです。
タオルの始まりはヨーロッパ、しかも絹糸で作られました。最初は吸水力よりも肌触りを重要視して
生まれた織物だったようです。

日本に入ってきた時は、その手触りの良さからな襟巻や衣服の一部として使われていたくらいです。
しかしその弾力や吸水力に注目があつまり、綿で作られたタオルはたちまちスポーツや入浴後など、
水を拭き取るのに優れた商品として広まっていきました。

タオルは糸がループ状になっているので、洗濯のときはあまり圧縮せず、干す時にはパタパタと
少し振って、ループを開かせてあげましょう。
たたむ時もギュッと折り目をつけず、フワっと畳むかくるくると巻いてあげるとループが潰れず
良い肌触りが保てます。ループを潰さないようにすることが、タオルを長く使うコツです。

Pick up 02いまさら聞けないタオル用語

あまりに身近で、よく聞くのに深くは知らないと言うタオルの用語が誰にでもあるでしょう。
その中のいくつかをお教えします。購入の時の参考にしてください。

パイル
基本のタオル地といったらこれ。生地がループした糸でできています。パイルの長さで
柔らかさを表すことがあります。

ホテルタオル
ホテルタオルに明確な定義はありません。丈夫で厚みがあり、肌触りが良くホスピタリティに
優れている製品をこう呼ぶことが多いようです。
分かり易い特徴としては、ほつれにくいようにタオルの両端がしっかり始末してあることです。

シャーリングタオル
パイルになっている糸をあえて切り、糸を一本一本立てた製品です。毛糸のポンポンを作る過程を
想像してもらえば分かりやすいかもしれません。柔らかな肌触りが魅力でデザイン性に優れていますが、
丈夫さと吸水力などの実用性ではパイルにやや劣るかも。ハンカチタオルなどによく使われます。

Pick up 03丈夫で吸水力に優れた日本のタオル

ヨーロッパで生まれたタオルですが、日本でも永い歴史があります。日本のタオルは美しい水と
空気の中で作られた、丈夫で優しい製品が特長です。
中でもその代表的なものが以下の二大ブランドです。

今治タオル
ご存知、吸水力と耐久性について独自の基準を設けた愛媛県の素晴らしいタオルです。環境にも
配慮した製法で、染めに使う水等にも気を配っています。

泉州タオル
日本のタオル生産発祥と言われる大阪のタオルです。歴史が長いというだけでなく、高品質を保ち
ながらも抗菌、防臭、肌触りなどさまざまな特徴を持つタオルを製作しています。

この他にも、日本には素晴らしい国産タオルがたくさんあります。

綿の生産はほとんど輸入に頼っていますが、日本のタオルは良質なオーガニックコットンを使用し、
吸水力と実用性を重視のものが多いようです。

デザインやサイズは用途によって色々ありますが、丈夫で実用性に優れた日本のタオルは
とても優秀でおすすめです。
毎日使うものだから、良い品を愛着持って使用していきたいですね。

 

by komi

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