手書きで想いを伝えよう!
SNS全盛の今こそ見直したい「手紙」の良さ

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大切な人から手紙をもらうと、とてもうれしい気持ちになりますよね。メールやSNSなど
手軽で便利な伝達ツールが溢れている今、手書きの手紙の良さが見直されています。
今回はそんな手紙の良さについてご紹介します。

Pick up 01日本の手紙のはじまりはラブレター

堀北真希さん・山本耕史さんの結婚で、最近注目を浴びている「手紙」。
みなさんも恋人や友人、親、恩師などの大切な人に手紙を書いたり、もらったりしたことがあると思います。

日本の手紙文化の始まりは、平安時代の恋文から。当時は想いを歌に詠んでにしたため、
互いにやりとりをしていました。それらの相聞歌は、万葉集や古今和歌集、新古今和歌集などで
今もなお親しむことができます。

世界でもナポレオンやアインシュタイン、ベートベンといった偉人たちが恋人に送ったラブレターが
公開されており、彼らの情熱的な愛の言葉に心を打たれた人も多いはず。中でもマリリン・モンローが
ジョン・F・ケネディに送ったラブレターの「Let me love or let me die.(あなたを愛させて、さもなくば
死を)」という一節には、彼女のケネディに対する熱烈で深い愛を感じずにはいられません。

では、改めてそんな「手紙」の良さについて考えてみましょう。

Pick up 02送る前に読み返すことができる

メールやSNSの最大のメリットは、思いついたその場ですぐに送信し、相手もすぐに受信できることですよね。
手軽でスピーディーなやりとりは、現代のコミュニケーションにおいてなくてはならないものです。

でも、その分失敗やミスが頻発するのも事実。特にLINEなどのリアルタイムチャットは、お互いに
送信前に読み返す猶予を与えず、ほんの些細な一言で誤解が生じることも少なくありません。

その点、手紙は書いた文章を時間を置いてじっくりと読み返すことができ、自分の言いたいことが
相手にきちんと伝わるか、冷静に判断することができます。

また、手紙は手元に「モノ」としてずっと残るので、何年たっても当時の気持ちを思い出せるという
良さもあります。

Pick up 03誠意や人柄が感じられる

手紙を書く時って緊張しますよね。
綺麗な字で誤字・脱字がないように慎重に書く分、想いもより伝わるというもの。
手書きの文章は、スマホで入力する口語的な文章に比べ丁寧な文章になることが多く、
誠意や熱意が伝わりやすいというメリットがあります。

また、メールやSNSでは絵文字や顔文字などで文章を装飾しますが、相手によっては
不真面目な印象を与えてしまうことも。その点、手紙は便箋や切手、使用するペンなどの
チョイス次第で、誠実さを損なうことなく、クールにもキュートにも見せることができます。

このように、手紙は想いだけでなく、その人の人柄を伝えるものでもあるのですね。

いかがでしたでしょうか。近年は、はがきに花や野菜、風景などの絵を書き、文章を添える
「絵手紙」も流行しており、手紙の良さが見直されています。

この機会にぜひみなさんも大切な人に手紙を書いてみませんか?

 

by miyako20100401

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