元気な体と美肌は旬の野菜から！
春野菜で新陳代謝がアップする？！

春の食材は冬のなまった身体を目覚めさせる働きを持っています。冬についた余分な脂肪を落とし
次の季節への準備をしてくれる美味しい春野菜を味わってください！

タラの芽、こごみ、ふきのとう、筍、菜の花、さやえんどう、と春はおいしい野菜が沢山です。
これらの食材は新陳代謝を高めて身体を元気にしてくれる季節の野菜です。
春の野菜は寒い冬の間を耐えて成長しているので様々な力強さを秘めています。

また、抗酸化作用もあるため食べることで美肌の形成につながります。
身体の中から新陳代謝を促し、酸化を抑制するので美容液やクリームなど一過性の物とは
異なる自然な美しさが湧き出てきます。

最近はスーパーでも季節野菜のコーナーを設けている店舗、通販で旬野菜を扱う
サイトが増加しています。

そんな春野菜の簡単料理とあく抜きのコツをご紹介します。

あさりと春野菜のガーリック蒸しは電子レンジでできる簡単で美味しい一品です。
軽く茹でた野菜をあさりとみじん切りのニンニクと一緒にお皿に入れて、お酒を振りかけ
ラップをしてレンジアップ、あさりの殻が空いたら出来上がりです。あさりから塩味と
旨みがたっぷり出ますので余計なものは入れません。
菜の花やスナップエンドウなど火が通りやすい野菜であれば下茹でも不要です。

さっぱりした物が欲しい時には新玉ねぎのサラダはいかがでしょうか？
スライスして水洗いをした新玉ねぎにポン酢とゴマ油、好みでワカメやセリ、
しらすを加えるとお酒が進みます。
ゴマ油をオリーブオイルやココナッツオイルに変えると手軽に違った雰囲気を楽しめます。

シンプルに味わうなら、薄衣の天ぷらがピッタリです。
衣に塩味を付けておくとフキノトウ、タラの芽の他に空豆や筍も素材の味が引き立ちます。
油と馴染むことで春野菜独特の苦味が程よく残り、日本酒好きには堪らない仕上がりになります。

春野菜はアクの強い食材が多いのも特徴の一つで、筍や蕗などアク抜きをしたのに
中々上手くアクが抜けないこともあります。
筍は収穫後時間が経つに連れてアクが強くなりますが、米ぬかでアク抜きを下あとでも
気になる場合はしばらく流水でさらした後、再度茹でることで美味しく頂けます。

現在は、食材により重曹、米ぬか、灰などを使ってアク抜きをする方法がしっかりと
ありますが、昔はアク抜きは方法の基本が茹でたあと、湧き水や沢の水に一晩さらすなど、
水のみで行っていました。

ですから、アク抜きが足りないと感じたら、溜め水ではなく、流水に1時間程度さらすと
食べやすくなりますので一度お試し下さい。

春野菜は苦味やあくなどもありますが、活動的な季節に向けて、身体を整えるのに
非常に適しています。
この時期だけの旬の味覚を味わって、心身ともに元気になりましょう。

by maruse