健康増進に効果的なカフェインの摂取は量とタイミングが鍵!

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意外な飲物にたくさん含まれているカフェイン。量、時間、摂取のタイミングを考えて上手に利用すれば、
健康で上質な生活が得られます。ただし成長期の子どもと妊娠授乳中の女性は控えましょう。

Pick up 01カフェインにはどんな効果や作用があるのでしょうか

仕事や勉強の合間のコーヒーブレイクは、疲れた体や頭をシャキッとさせてくれるばかりか、暖かい飲物を
掌で包むことで気持ちも和らぎほっとできます。近頃は健康志向でカフェインレスの珈琲やハーブティーが
人気ですが、眠気を覚ますならガツンとカフェインをとりたいですね。

カフェインといえば真っ先に珈琲が頭に浮かびますが、実は紅茶や緑茶にもしっかり含まれています。
カフェインは眠気を覚まし気分もアップさせてくれますが、大量に摂取すると夜の睡眠に影響が出たり、
子どもの成長を抑制します。特に妊娠授乳中の摂取については注意が必要で、この時期の女性は
一切カフェインを摂取しない方がいいという学会の発表もあるそうです。

どんな飲物にカフェインが入っているのでしょうか。文部科学省の食品成分表で調べてみました。

Pick up 02意外?本当?こんな飲物に大量のカフェインが

まずはコーヒー。
濃く抽出したものから順にカフェイン含有量が多くなります。エスプレッソ、ドリップ、インスタントで
成分を比べてみると、エスプレッソはドリップの約倍、ドリップはインスタントの約倍という結果です。
同じコーヒーでもずいぶん違うものですね。

和食文化になくてはならない日本茶はどうでしょうか。カフェインの多い順に、玉露、抹茶、煎茶、
ほうじ茶、玄米茶、番茶が並びます。玉露はダントツに高く、エスプレッソ以上という結果に。
番茶やほうじ茶はノンカフェインのイメージが強いですが、低めの数値ながらもしっかり含まれています。

ノンカフェインのお茶といえばやはり麦茶。他には黒豆茶、そば茶、甜茶、杜仲茶、ルイボスティー、
ごぼう茶などもカフェインは含まれていません。

その他、紅茶やココアは煎茶と同じ含有量です。ミルクをたっぷり足したココアは子どもに大人気ですが、
カフェインの量を考えると成長期にはほかの飲物で代用させた方がいいかもしれませんね。

更に注意したいのが、エナジードリンクといわれる健康飲料です。特に海外製のものは大量のカフェインを
含有するものが多く注意が必要です。意外なものでは、コーラにもインスタントコーヒーとほぼ同じ量の
カフェインが含まれています。コーラは子どもも大好きな嗜好飲料という認識でしたが、控えさせた方が
よさそうです。

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    ミントのクール感とオレンジピールのビターな風味です。気分転換や頭をすっきりしたい時などにおすすめ。

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    3種類から2缶選べます。ギフトにも自宅用にも。フルーツと茶葉のマリアージュが楽しめます。

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Pick up 03健康で良質な毎日のためには摂取する量やタイミングが大切

成長期の子どもや妊婦さんに有害だといわれるカフェインですが、大人は上手に利用することで
健康で良質な生活を手に入れることができます。朝の一杯で覚醒作用、集中力の活性化、
肉体疲労の回復にも効果があります。他には心臓の働きを活発にし、持久力、集中力がアップ、
脳卒中を防ぐ効果もあるともいわれています。

逆に過剰な摂取は嘔吐や神経過敏などの急性中毒症を引き起こす場合があるそう。血圧を上げる
働きもあるので高血圧の方はとりすぎに注意が必要です。また、カフェインの効果は摂取後30分で
現れるそうなので、短いお昼寝の前に飲むのがいいようです。
また、午後3時以降に摂取すると夜の睡眠の質に響くため、この時間以降には控えた方が良さそう。

楽しいティーブレイクはカフェイン摂取量や時間とタイミングを考え、美味しく上手に利用したいものです。

 

by kinari