何歳からでも始められる筋トレ！

筋トレと聞くと、ムキムキに鍛えるイメージがありますが、それだけではありません。
健康的に年を取るために、今から優しい筋トレを始めてみましょう。

筋肉の量を増やすことや、筋力を強くすることを目的とした筋トレ（筋力トレーニング）。
人間の筋肉は、伸び縮みをしない、負荷をかけない状態が続くと、細く弱くなってしまいます。
病気で何日か寝込んでしまった時に、急に立つと足腰が弱っていてフラフラしてしまうことがありますよね。これは筋力が弱くなってしまった状態です。

筋肉に負荷をかけると一時的にダメージを受けますが、栄養と休息があれば、パワーアップして復活！
しかし、負荷が強すぎると、筋肉も悲鳴をあげてしまい、パワーダウンしてしまいます。
昔は根性で頑張る筋トレがもてはやされていましたが、今は正しい方法を覚えて、優しくて、
頑張り過ぎない筋トレがオススメです。

スポーツが苦手な方も、年配の方も、普段あまり身体を動かさない方も、無理なく始められる
スロートレーニングがオススメです。
通常の筋トレよりも小さい負荷をゆっくりとかけていく方法です。毎日やる必要はなく、
1週間のうちにやる日とやらない日を決めて、筋肉を休ませてあげることが大切です。
では簡単にできる腹筋とスクワットをご紹介します。

◆お腹を引き締めたい方に最適、ゆっくり腹筋
1.膝を丸めて仰向けに寝ます。腕は胸元でクロスするか、首の後ろに回します。
2.両足の膝が見える所までゆっくり首を丸めます。
3.次におへそが見える所まで上半身を丸めます。
4.2と3を5～10回ぐらい繰り返します。
意識をお腹に集中させて無理なくやってみましょう。

◆丈夫な足腰、ヒップアップも期待できるスクワット
1.手を頭の後ろで組み、両足を肩幅ぐらいに開いて立ちます。背筋を伸ばしましょう。
2.ゆっくり息を吐きながら椅子に座るようにしゃがみます。
3.一呼吸して、膝を伸ばします。
背中を丸めずに、5～10回ぐらい繰り返します。少しきついと思ったら、浅くしゃがむようにしましょう。

100円ショップでも買うことができるダンベル、次のトレーニングもぜひお試し下さい。

◆背筋をしっかり、腕にも効果
1.ダンベルを持って、膝を少し曲げて前かがみの姿勢になります。
2.肘を後ろに曲げて一呼吸、元に戻して一呼吸します。
3.5～10回ぐらい繰り返します。リラックスして行いましょう。

◆持ち上げるだけで肩こり解消
1.ダンベルを持って、両足を肩幅ぐらいに開いて立ちます。
2.そのまま両腕を肩の高さまで水平にゆっくり持ち上げます。
3.一呼吸してからゆっくりと両腕を下します。
4.5～10回ぐらい繰り返します。
急がずにゆっくり行うことがポイントです。

筋トレは無理せず、ゆっくりとマイペースで行うことが大切です。何歳からでも始められる
ゆっくりトレーニング、シャキッとしたシニアになるためにも今日から始めましょう。

by ろぷまま