ゼロカロリーにノンシュガー・・・
本当の意味を知っていますか?

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最近、ゼロカロリーの飲料やお菓子が目につくようになりました。カロリーがないといっても、
たくさん飲んだり食べたりすれば、体に悪影響を及ぼすことがあります。
ここで正しい知識を身につけましょう。

Pick up 01炭酸飲料には大量の砂糖が入っている

清涼飲料水にたくさんの砂糖が含まれていることは、皆さんもご存じでしょう。
では実際、どれくらいの量になるのでしょうか。成分表に示されている炭水化物が、
ほぼ砂糖の量になります。
多いものでは500mlあたり60g、角砂糖だと約16個分になります。そう考えると
飲む気が失せてしまいますよね。
実際、砂糖水として飲むと、甘すぎて飲めたものではありません。しかし、クエン酸や
二酸化炭素(炭酸)を加えれば、ゴクゴク飲めてしまうのです。

わかりやすく白砂糖で換算していますが、清涼飲料水に入っているのは、ほとんどが
異性化糖というものです。
ガムシロップとして販売もされています。これは体内に吸収されやすいため、血糖値が
急激に上がってしまいます。ですから、体に良くないといわれています。

では、ゼロカロリー飲料はどうなのでしょうか。

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Pick up 02「ゼロカロリー」は本当にカロリー0ではない

食品の成分表にある「エネルギー」は、糖質だけでなく、たんぱく質、脂質を含んだものです。
ですが、清涼飲料水に脂質はほどんど含まれていないので、糖質が多いものはカロリー
(エネルギーの単位)も高くなります。

ゼロカロリー等の定義は、栄養表示基準によって決められています。
100mlあたり5kcalまでならゼロカロリー、ノンカロリーと表示できます。また20kcalまでなら
カロリーオフ、低カロリー等と表示できます。しかし、これはあくまでも100mlあたりの量なので、
500mlならば、24kcalまでならゼロカロリーといえるのです。

もちろん、他の清涼飲料水に比べたら、カロリーは低いでしょう。だからといって大量に飲み続けて
いいわけではありません。

Pick up 03ゼロカロリーでも太ることはある

ゼロカロリー飲料には、砂糖の代わりに人工甘味料が使われています。アスパルテーム、
スクラロース等という名前を聞いたことがあるでしょう。これらはカロリーが少ないので、
摂取しても血糖値はあまり上昇しません。しかし、糖質をエネルギーに換えようとしても
カロリーがないため、体がエネルギーのもとを要求し、結果として食欲が増してしまうという
ことが起こります。

また、人工甘味料は砂糖の数十倍の甘さがあるので、依存性が高くなるといわれています。
飲んでもまた欲しくなり、中毒のような状態になります。
このように、ゼロカロリーだからといって安心していると、太ってしまう可能性があります。
それどころか、健康を害する危険性もあるのです。

清涼飲料水が体に良くないことはわかります。それでもたまには甘い物も飲みたいですよね。
そんなときは、原材料や成分表をよく見て、人工甘味料が使われていないか、糖類やカロリーが
どれくらいかを確認して、飲むようにしましょう。

 

by minato50

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