もしかして間違っていませんか? オリーブオイルの選び方と保存方法!
健康の為にオリーブオイルを食事に取り入れているのに、選び方や保存方法を間違っている方も多いのが
実情です。せっかくの効能を無駄にしないためにも正しい知識でオリーブオイルを摂取しましょう。
Pick up 01商品を名前や色で選んでいませんか?
最高級とされる「エクストラバージンオリーブオイル」でも実に多様な種類が販売されている事をご存知ですか?
果実をそのまま絞って酸度と官能検査により基準を満たした商品に付く名称ですが、産地や品種、絞り方
だけでなく、シングルかブレンドかなど実に多くの要素に違いがあります。
また、多くの方が誤解されている事の一つがオリーブオイルの品質と色の関係です。
色の違いは収穫の時期と品種で決まりますので直接色と品質に関係があるわけではありません。
むしろ色が分かりやすい透明の瓶やペットボトルに入っているタイプは要注意といえます。
それはオリーブオイルの成分が、光と空気によって劣化するからです。
品質の良いものはこういった面にも気を使っていますので、しっかりと遮光された瓶、
缶に詰められたタイプを選択する方が安心です。
Pick up 02熱には強い?弱い?どちらの情報が合っているの?
熱に弱いからと生食を進める情報もあれば、体に良いのでサラダ油の代わりに加熱する料理に
使うことを推奨しているものもありますよね。
素人にとっては真逆の方法を勧められても困ってしまいますが、どちらにもそれなりの根拠があります。
実はオリーブオイルに含まれているオレイン酸は熱に強いのですが、高品質のオリーブオイルに
含まれているトコフェロールやフェノール酸は熱に弱い成分です。
ですからピザやサラダ、ドレッシングに混ぜて生食として使う場合は品質の良いもの、炒め物などに
使う場合はそれ以外のタイプを、と使い分けるのも一つの方法です。
また、保存を冷蔵庫にしている方も見受けられますが冷蔵庫では成分が固まってしまいますので
冷暗所に保存して1ヶ月を目処に使い切るのが望ましいです。
Pick up 03ずばり!選び方のポイントは?
遮光瓶に入っているか、DOPやIGPといったEUの認証制度が表示されているか、摘んでから搾油までの
時間が記載されているかを見ます。IOC加盟国からの輸入品であればIOC規格の表示がされていますので
参考になります。
ぜひオリーブオイルを賢く選んで、自身の健康管理にも活かしてください。
by maruse
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