お砂糖を目的別に上手に使いましょう

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大切なエネルギー源のお砂糖。主な種類とオススメの用途をご紹介します。

Pick up 01お砂糖のあれこれ

お料理に欠かせないお砂糖に関しては、なんと紀元前4世紀頃、インドでサトウキビが
栽培されていたという記録があります。日本には奈良時代に伝わってたそうです。
古くから私たちの生活に欠かせないものだったのですね。

ところで、お砂糖の賞味期限、気にしたことはありませんか?袋を見ても書いていませんよね。
お砂糖は品質が安定しているので、賞味期限や保存方法は省略できることになっています。
水分が蒸発して固まってしまうことはありますが、品質に問題はありません。
固まった場合は、砕く、広げて霧吹きをする等でくずしましょう。

また、お砂糖は周囲の温度、湿度に影響されやすく、臭いも吸収しやすくなっていますので
密閉容器での保存がオススメです。買ってきたその日に容器に入れると安心ですね。

Pick up 02お砂糖の働きと役割

一番の働きは速やかにエネルギー源になることです。
お砂糖が分解してできるブドウ糖は、特に多くのエネルギーを消費する、脳のエネルギー源になります。
また、疲れた時の栄養補給やストレスの緩和にも活躍してくれます。
疲れた時に甘いものを食べたいなと思うのは、自然に身体と脳が欲しているのですね。

お料理での働きも抜群です。
お肉料理の下準備で揉みこむと、柔らかくなります。また、卵白と泡立てると卵白の水分を吸収し、
きめ細かいメレンゲを作ることができます。
すし飯を作る時も大活躍。ご飯の水分とお砂糖が結びつき、でんぷんの老化防止をしてくれるので、
ぱさつきません。
また、お砂糖をたくさん使っている羊羹やジャムは、お砂糖が水分を取り込んでくれるので、カビや
細菌の増殖を防いでくれます。

Pick up 03お砂糖の種類と用途

お砂糖にはいろいろな種類があります。

◆上白糖
お料理やお菓子作り、飲み物等、何でも合います。
◆グラニュー糖
癖が無いので、コーヒーや紅茶、お菓子など、香りを楽しみたい物にオススメです。
◆三温糖
コクがあるので、煮物や佃煮にオススメです。
◆氷砂糖
時間をかけて溶けるので、果実酒作りに愛用されています。また、そのまま食べてもOKです。
◆角砂糖
コーヒー、紅茶に便利です。量が決まっているので、お料理にも使いやすいです。
◆粉砂糖
フルーツやヨーグルトにかけたり、お菓子をデコレーションしたり、とても便利です。
◆黒砂糖
そのまま食べたり、かりんとうや駄菓子に利用されます。ミネラルも含まれています。
◆和三盆
口どけが良いので、高級和菓子に利用されます。

たくさんの種類があるお砂糖。ぜひ上手に使い分けてみてください。

 

by ろぷまま

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