「保けいこ」で子どものおけいこ格差を解消しよう!

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乳幼児の時から水泳、英語などの習い事に通う子どもが増えています。一方で共稼ぎの世帯は送り迎えが
難しく通えない子どももいます。そんな親子を応援する「保けいこ」という新しいサービスを紹介します。

Pick up 01子どものおけいこ事情

昔から6歳の6月6日はお稽古事を始めると上達するといわれている日で、それにちなんで
6月6日はおけいこの日、いけばなの日、楽器の日など習い事に関連した日に認定されています。

今は乳児のころから習い事をする子どもが多くなっています。習い事のポータルサイトを運営する会社が
調べたところ、小学校未就学の子どものおけいこTOP3は、水泳、英語、体操だそうです。英語は0歳から、
水泳は6カ月から、体操は一歳半からOK。複数通う子どももいるようです。

一方で、共稼ぎの世帯は、子どものおけいこの時間は仕事なので送り迎えができません。
通わせたくても出来ないと悩む親御さんも多いようです。そこで今注目されているのが「保けいこ」。
「保育」と「おけいこ」の両方受けられる最新の育児サービスです。

Pick up 02幼稚園や保育園がおけいこをサポート

以前から幼稚園では保育終了後体操教室やお絵かき教室、オルガン教室などを開いていて、希望者は
有料で受けられるサービスがありましたが、最近では民間の企業が参入しておけいこの数を増やすなど、
サービスに力を入れているようです。

とくに英語は頭が柔らかい乳幼児の頃から始めた方がいいと言われていますし、小学校から英語が
必須科目になり、少しでも早く英語に慣れさせたいという親からの要望も多く、英会話教室と連携して
おけいこをはじめている幼稚園も増えています。

また、保育園は保育の時間が長いため、保育後にサービスを行うことはできません。そこで、進学塾を
運営する明光義塾では、幼児・小学生向け教室「明光キッズ」を開設。おけいこの時間に迎えに来て、
終わると保育園まで送ってくる送迎付きのサービスをはじめました。アートスクール、サッカー、英会話、
幼児教室が受けられます。

Pick up 03ママ友&シッターさんにお願いする

保育園に入るだけでも難関なのに、おけいこのサービスをしている保育園にはいれるとは限りません。
別のおけいこに通いたい子どももいるでしょう。

そんなときには、おけいこの送迎だけお願いできるサービスがあります。AsMamaというSNSを使った
子育て支援サービスでは、AsMamaが行う研修を受けたママサポーターが、1回500円から700円で
保育園に迎えに行って、おけいこに連れて行き、終わったら自宅に連れて帰るサービスを行っています。
同じ保育園や小学校の人かイベントで知り合った人など顔見知りしか登録できないしくみなので
安心して預けることができます。

その他には、英語やピアノなどスキルを持ったベビーシッターさんに幼稚園・保育園へ迎えに行って
もらい、自宅でお世話をしてもらいながらけいこも付けてもらうというサービスも出てきました。
完全な個人レッスンなので上達も早そうですね。

今はおけいこの幅が広がっています。やらせたいこと、やりたいことたくさんあると思います。
ぜひ親子で相談していろんなことにチャレンジして、お子さんの才能を引き出してあげてください。

 

by ポレポレ