「三つ子の魂百まで」三歳までの乳幼児期の食育が大切なわけ

美味しいだけじゃない!オーガニック食品が人気なのは、素材が本来もつ味を楽しめるだけではなく
健康な体を作るという理由もあります。小さな頃からオーガニックに親しんで健やかな人生を。

「三つ子の魂百まで」といいますが三歳までに何が決まってしまうのでしょうか。

三歳までに脳は人生の中で一番成長します。この時期は外部からの刺激で脳細胞が成長し、
人としての基礎がほぼ形成されてしまうことがわかっています。例えば人の性格の８０％は
ここで決まるそうで、後から変えようと思ってもなかなか変えられないもののひとつです。

同じようにこの時期に決まってしまうもののひとつが「味覚」だと言われています。
味を感じるのは舌の上にある「味蕾」という器官があるためですが、この味蕾が正しく機能しだすのは
生後三か月ごろから。この頃には味蕾の数が大人の1.3倍に増え、味を敏感に感じるようになります。
ベビーフードにほとんど味つけが必要ないというのもこのためで、ここで味わった様々な味を記憶しながら
味覚が決まります。

味に一番敏感なこの時代には、色々な味を体験させてあげましょう。
子どもの頃に口にしたものは大人になっても違和感なく食べられるそうで、好き嫌いなく
なんでも食べられるようになるそう。

と同時に、本物の美味しさを教えることも大切です。本物の美味しさを知るためには、
味だけではなく安全な食品を選ぶのも重要なポイントです。オーガニック食品が人気なのは
素材が本来もつ味を楽しめるだけではなく、健康な体を作るという理由もあります。

都心では３人に１人の幼児がなんらかのアレルギーをかかえているというデータがあり、
それらは農薬、添加物、環境汚染が原因だという指摘もあります。これは自然の大切さを
物語っていますよね。

農薬や添加物を使っていないピュアフードの味を覚えることも大切な食育。特に
様々な汚染の影響を大きく受けるこの敏感な時期は、口にするものは気を付けてあげましょう。

そうは言っても、小さな赤ちゃんを連れてわざわざ専門ショップに出掛けるのは大変です。
突然大声で泣き出したり、あちらこちらと好奇心いっぱいに動き回る子どもと一緒では
ゆっくり買い物もできませんし、目を離したすきに大変なことに！なんてこともありそう。

そんな時は、手軽に通販を利用しましょう。今は様々な通販サイトがあり、オーガニック専門など
拘りのものが揃うショップが増えてきたのは嬉しいですね。

素材選びや料理などに手間をかけるのはもちろん大切ですが、忙しくてお母さんが
イライラしてしまっては本末転倒です。時には瓶のキャプをひねるだけのベビーフードを
使ってみるのもいいですね。
外出先で愚図る赤ちゃんにさっと食べさせてあげられるのが市販のベビーフードのよいところ。
しかも美味しくて安全、衛生的なオーガニックベビーフードならなお安心です。

長い人生のうちのたった三年ですが、決まるものが多いのもこの三年。
今が赤かちゃんの素敵な未来を作るとしたら、口にするものには気を配りたいですね。

by kinari