フェアトレードミリオンアクションキャンペーン2025キックオフイベントへ! - 株式会社SoooooS.カンパニー

COLUMN ひと・もの・こと、つながるコラム

2025.05.09

フェアトレードミリオンアクションキャンペーン2025キックオフイベントへ!

過去に株式会社SoooooS.カンパニーも参加してきた「フェアトレードミリオンアクションキャンペーン」が、2025年もスタートしました!
そのキックオフイベントが2025年5月1日に都内で開催され、当社取締役の深井賢一が登壇しました。私も会場に足を運び、イベントに参加してまいりました。

フェアトレードミリオンアクションキャンペーンとは?

フェアトレードミリオンアクションキャンペーンは、フェアトレード・ラベル・ジャパンが主催する、フェアトレードを広めるための1か月間のキャンペーンです。5月の第2土曜日(今年は5月10日)は「世界フェアトレード・デー」として、世界中でフェアトレードに関するイベントが行われます。日本では、5月を「フェアトレード月間」と位置づけ、全国の企業、学生、自治体、NPO、飲食店などが一斉に啓発活動を行います。

1アクションにつき1円が途上国の生産者への寄付になる1か月

という仕組みで、多くの人にフェアトレードを知ってもらい、行動を促すことを目指しています。

 

「共感」がキーワード。深井の講演&パネルディスカッション

記者会見後の第2部では、深井賢一による講演「インフレ下にも共感を生む仕掛け」が行われました。物価が続く今、「価格」だけでは語れないフェアトレード商品やソーシャルプロダクツの価値を、どう伝え、どう広げていくのか――。そのヒントを、実践的な事例を交えながら解説しました。

感情(こころ)で選ぶ差別化というキーワードが印象的でした。

コストアップは避けられない社会課題への対応。その分を社会全体で負担することが重要ですが、単に「きれいごと」では済まされない状況です。他社・競合商品・サービスとの違いを強調する差別化ではなく、消費者の感情に訴えかけて「スキ」になってもらうことが重要で、そのための7つの方法があると紹介しました。

この7つの方法は、過去にソーシャルプロダクツ・アワードを受賞した商品やサービス、またソーシャルプロダクツのブランディングに関わった経験がヒントになったものです。

パネルディスカッションでも熱い議論が!

 

続くパネルディスカッションでは、深井とフェアトレード・ラベル・ジャパンの事務局長 潮崎真惟子さんが登壇し、「フェアトレード商品の価値の伝え方」「値上げを付加価値に変えるために、企業が今からできること」などをテーマに熱い議論を交わしました。

フェアトレードに取り組むビジネスパーソンの関心を集め、会場は終始熱気に包まれていました。

 

 

交流会も大盛り上がり!

第3部では、フェアトレード食材をつかった特別メニューのケータリングが用意され、参加者同士の交流が行われました。フェアトレード商品に取り組むメーカー各社やフェアトレードに関心のある学生など、様々な立場の人が集まり、活発な意見交換が行われました。

深井のもとには、講演やパネルディスカッションに感銘を受けたという参加者から多くの声が寄せられました。

「為替でかなり苦しい時期だけど、まだまだできることがある!と勇気が湧きました。ありがとうございます!」

「まさに今、何をどう伝えていくかを企業内で議論しているところ。深井さんの視点がとても勉強になりました!」

深井の著書「売れる値上げ」には、フェアトレードなどソーシャルプロダクツに取り組む事業者にとって、価値の伝え方のヒントが満載です。

イベント後、深井の話を聞いて、著書を早速注文された方や、書店に立ち寄るという方も多くいらっしゃいました。

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私たちのアクションが未来を変える

今回のイベントを通して、フェアトレードの重要性や、価値を伝えることの難しさ、そして可能性を感じることができました。

今の時代に生きる私たちアクションの積み重ねが、大きなうねりになる。

深井の視点が、そんな未来につながる一助になると幸いです。

株式会社SoooooS.カンパニー

代表取締役 木村 有香