「食品ロス削減」は、人と地球へのやさしさをかたちにすること - 株式会社SoooooS.カンパニー

COLUMN ひと・もの・こと、つながるコラム

2025.06.04

「食品ロス削減」は、人と地球へのやさしさをかたちにすること

暮らしのなかの、小さな“ロス”

こんにちは。スタッフYです。
冷蔵庫の奥から、しなびた人参や賞味期限切れの調味料が出てきて、「あ〜…やってしまった」と思ったこと、ありませんか?
忙しい日々の中で、ついうっかり。
日々の暮らしのなかで、そんな“ちょっとした見落とし”って、意外とたくさんありますよね。
実はそれが「食品ロス」につながっているとしたら…?

まだ食べられるのに捨てられてしまうものが

日本では、まだ十分に食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」が、年間なんと472万トン(令和4年度・農林水産省推計※)も発生しています。
そのうち、家庭から出ているものは236万トンと、約半分を占めているそうです。

これ、実は日本人ひとりあたり毎日お茶碗1杯分(約130g)のごはんを捨てているのと同じくらいの計算になるそうです。
そう考えると、すごく「もったいない」ことに思えてきませんか?

※出典:農林水産省「令和4年度 食品ロスの発生量の推計結果について」

食品ロスは、環境にもつながる問題

食品ロスの問題は、ただの“もったいない”だけではありません。
廃棄された食品を焼却するためには多くのエネルギーが使われ、その過程で温室効果ガスも発生します。
だからこそ、「おいしく食べきる」ことが、地球にやさしい選択につながっていくのだと思っています。

家庭でできる、ちいさな食品ロス対策

日々の暮らしの中で、私たちにできることは意外とたくさんあります。
✅お買い物の前に、冷蔵庫の中をチェック
✅冷凍保存をうまく使って食材を長持ちさせる
✅「先に買ったものから食べる」工夫(先入れ先出し)
✅余ったご飯でチャーハンをつくる、野菜の切れ端でスープをつくる

ちょっとした工夫で、食べものをムダにせず、おいしく食べきる。
それは、食べ物を育ててくれた人、つくってくれた人への感謝の気持ちでもあると感じます。

SoooooS.カンパニーの取り組み

私たちは、以前「人や地球にやさしい商品だけを扱うECサイト(soooos.com)」を運営していました。
そのときから変わらない、SoooooS.のものづくりに込めているのは、“やさしさ”と“誠実さ”です。

買う人・つくる人・地球、すべてにやさしい選択をしたい。
そんな気持ちで、日々の製造や企画を行っています。

私たちが大切にしていること

◎ たくさん作りすぎないようにしています
「とりあえずたくさん作っておこう」ではなく、本当に必要な分だけを見きわめながら作るようにしています。ムダな在庫が出ないよう、ちょっと慎重に。

◎ 食材は、できるだけ活かします
製造の途中で出る副産物や、見た目が少し不ぞろいな素材も、捨てずに活用することを大切にしたいと思っています。たとえば、「お米のほっとけーち」に使っているにんじんやこまつなの粉末は、形や大きさが理由で市場に出にくかったお野菜が使用されています。

◎ 商品の背景も、ちゃんと伝えたいと思っています
どうしてこの素材を使っているのか、どんな想いがあるのか。
そんなストーリーも、SNSや商品ページで少しずつお伝えするようにしています。

食べることは、選ぶこと

食品ロスを減らすことは、人や地球を思いやる小さな一歩。
当社ができることは多くないかもしれませんが、できることからコツコツと。

ものをつくるときも、選ぶときも、やさしい未来につながるように。
SoooooS.カンパニーは、そんな想いを大切にしています。

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