自然素材で髪を染めたい、ヘナカラーの使い方

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もともとはヘアトリートメントとしても使われていたヘナ。脱ケミカルをする上で知っておきたいこと。

Pick up 01ヘアカラーの種類をざっとおさらい

ヘアカラーにも色々ありますね。一般的なカラーリング、グレイカラーとも呼ばれる白髪染めの他に
ヘアマニキュアなど、それぞれどんな違いがあるのでしょうか。ざっと振り返ってみましょう。

まずは通常使われるカラーリング。これは化学合成物質が原料で、ものすごくざっくり言うとプラスチックの
原料になるような素材でできています。髪の毛の細胞組織にまで入り込むので、染めた部分の色が
元に戻ることはありません。白髪染めもほぼ同じです。
ヘアマニキュアは、髪の毛の表面をコーティングする染髪です。先の2つよりも比較的、髪に優しいと
言えます。しかし原料はやはりプラスチックを作る、そう、石油系のものからできています。

どれも効果は抜群なのですが、原料のことを考えると、ちょっと敬遠したくなる人や、脱ケミカルを
図りたくなる人もいますよね。

Pick up 02ヘナカラーって知っていますか?

ヘナカラーって聞いたことありますか?

美容院のメニューにあったりなかったりする、そう、ヘアカラーの一種です。このヘナだけはちょっと毛色が
違います。原料が、自然素材なのです。では、一体何から作られているのでしょうか。

ヘナは、古代からハーブとして愛用されてきた樹木の名前です。そう、ヘナは植物なのです。白やピンクの
小さな花をつけますが、使用するのはこの花ではなくて、葉っぱです。赤褐色の色がつくので、昔の人が
入れ墨やお化粧等に使っていました。石臼などで引いて粉にして、水に溶いて使っていたようですが、
実はこれ、髪の毛も染まるのです。さらにトリートメント効果があるということで、髪の毛が傷みにくい
というメリットもあり、古来から変わらず愛用している地域は多いのです。

Pick up 03ヘナでカラーリングをするときのポイント

ヘナは赤褐色と言いましたが、今ではこのヘナで色々な色が出せるようになっています。ひと昔前は
難しいと言われていたアッシュカラーもヘナで出せるようになっていますので、ほとんど普通の
カラーリング材と変わらない発色ができます。

髪にも環境にもいいことだらけ。それでは早速ヘナにスイッチ!といく前に、ちょっとだけ注意点です。
それはヘナが、何度か使っていくうちにだんだん効果を発揮する染髪方法でもあるということです。
黒髪からいきなり金髪にしたいというような人には向きません。初回はちょっと染まりが悪く、その後
だんだん良く染まるようになってきます。

もうひとつ、ヘナでカラーした後に、ケミカル素材のカラーリングをしようとしてもほとんど入らない
ということです。
ですから、ヘナをしたら、その髪の毛が伸びきるまではずっとヘナでやっていく、という気長な気持ちが
必要です。コロコロ髪の色を変えたい人や、試しに一回だけ、という人にはあまり向いていないかも。

それでも自然素材で髪に優しく、環境にも優しいヘナですから、白髪染めに変えるタイミングなどで
利用してみるといいですね。

 

by komi

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