産直野菜に名産品! つい寄りたくなる「道の駅」はこんなにすごい!
道の駅は、主に一般道路に作られた休憩施設のことをいいます。皆さんの家の近くにもありますか?
旅行のついでに寄ることも多いですよね。そんな道の駅の魅力をご紹介します。
Pick up 01道の駅といえば、地元産の新鮮な食材とレストラン
道の駅の魅力は、何といっても地元産の新鮮な野菜でしょう。スーパーマーケットにはないような珍しい
野菜も売られていて、驚きがあります。見ているだけでも楽しくなって、つい手に取ってしまいます。
野菜には生産者の名前が明記されており、購入者にとっては安心です。直売なので、値段も安いものが
多いです。
地元の名産品だけでなく、各地の物産展も行われていて、様々なものが手に入ります。
さらに、地元の食材を使ったレストランを併設しているところが多いのも特徴です。
パンやアイスクリーム、そば、ビールまで、その土地の味を楽しめます。
場所によっては、子ども用の遊び場もあり、1日楽しめます。ついでに寄るというよりは、道の駅に
遊びに行くといってもいいくらい、施設が充実しているところもあるのです。
Pick up 02休憩施設にとどまらず、地域振興・防災拠点の役割も
道の駅は、全国に1,000か所以上もあります。大都市には少ないですが、東京にも1か所だけあります。
24時間無料で利用できる駐車場やトイレがあること、道路や地域に関する情報発信機能があることなどが
道の駅となる条件になっています。
中でも、地域振興の役割は大変重要です。地元の名産品が多く売られているのはそのためです。自分の
名前が明記された野菜が売れるというのは、農家にとってもやる気につながります。また、道の駅があれば
雇用も生み出せます。
それだけでなく、防災拠点としての役割も担っています。物資を保管する倉庫があり、災害時には
支援拠点となる道の駅もあります。
このように、道の駅は単なる休憩施設ではなく、様々な役割を持っているのです。
Pick up 03道の駅と高速道路のサービスエリアはどう違う?
高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリアも、トイレや売店のある施設ですが、
道の駅とは何が違うのでしょうか。
SAは、高速道路に約50キロメートルおきに設置されています。民間の参入も促されていますが、
高速道路会社の関連企業によって運営されているところが多いようです。
一方、道の駅は国土交通省による登録制となっています。施設の整備は市町村などが行います。
主に幹線道路沿いにありますが、高速道路に作られたものもあります。他には鉄道駅に併設された
もの、海の駅と重複登録されたものなど、様々な形があります。
SAの主な目的は休憩施設、道の駅は地域振興という違いはありますが、利用者側にしてみれば、
その差はあまり感じられません。実際、境目もなくなってきています。
道の駅は、休憩に寄るだけではもったいないです。旅行に行くときには、
ぜひ目的地の1つに組み込んでみてください。
by minato50