毎日の洗顔、洗髪に石鹸は時に過剰な場合もあるという話

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毎日の洗顔、洗髪に使われる顔用石鹸やシャンプー。
でもそれって、本当に毎日必要でしょうか?たまにはお休みするのもアリかもしれませんよ。

Pick up 01朝の洗顔は、油分を余分に落としすぎていることもあります

みなさんは洗顔はいつ、どのくらいしていますか?

ほとんどの人がおそらく毎日、朝晩二回は洗顔していることと思います。
特に晩の洗顔はメイク落としも兼ねているので、しっかりクレンジングをしてそのあと洗顔、
という流れになるのでしょうが、皮膚の弱い人にとって、洗顔はダメージを負うというリスクもあります。

リスクの原因は、擦られることによる皮膚への摩擦と、洗顔料による皮脂の落としすぎによるものです。
特に朝の洗顔については、洗顔料が過剰だと言う美容部員さんやエステシャンの人も多くいます。
夜、入浴してから布団で就寝、朝起きるまでの時間にそんなに顔は汚れていないだろうということです。
そのため朝は、刺激の少ない洗顔料を使うか、ぬるま湯の水洗いで十分だともいわれています。
肌がかさつく、美容液を塗っても肌の調子が優れないという人は、試しに朝の洗顔をぬるま湯だけに
してみるといいかもしれませんよ。

Pick up 02シャンプーは髪の毛の皮脂を落としすぎる?

洗顔料ばかりでなく、髪の毛についてもぬるま湯で洗うという人もいます。
女性ではなかなか勇気が出ない人も多いようですが、男性の中にはけっこう湯シャンと呼ばれる、
シャンプーを使わない洗髪をしている人がチラホラといるものです。

湯シャンとは、つまりお湯で髪の毛、頭皮を洗うだけというものですが、毎日続けると髪質が
生まれ変わると言われています。髪の汚れはお湯で流しただけで割は流れてしまうと言いますから、
たまに頭皮を休ませるという意味で週末だけ湯シャンにしてみるなどは良いですね。
ただし、実際に効果を感じるためには半年以上の長いスパンで見る必要があるとのこと。
湯シャンはなかなか奥が深いもののようです。

Pick up 03皮脂を落としすぎないために

顔や頭皮はいつも皮脂という薄いベールで守られていますが、乾燥やアレルギー、体調によっては
皮脂が傷つきやすくなっていることもあります。

そんな時に、刺激の強い洗顔料やシャンプーは逆効果。
こってりした美容液やトリートメントが、逆に皮脂の活性化を防いでしまうこともあります。
肌が弱っていると感じたときは、少しだけ洗顔料やシャンプー、リンスをお休みしてみるという
工夫はいかがでしょうか。

ただしここでちょっとアドバイスです。低刺激なぬるま湯洗顔や洗髪は体にとても良いものですが、
少し皮脂の匂いが残るので、あまり人に合わない週末などに行うのがおすすめです。

洗顔料などを使わないケアの方法はいかがでしたでしょうか。
とにかく頭皮や皮膚は、日頃から皮脂を落としすぎないというのが大事なところです。
熱いお湯も刺激が強く乾燥の原因になりますので、特に洗顔はできるだけぬるま湯か、
お水で行ってくださいね。

 

by komi