子育て中でも好きな時間に働ける、在宅ワークってどうなの?

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子育て中はなかなか外に出て働く事が出来ません。それでも少しは収入が欲しい・・・。そんなときには、
在宅で仕事をするという選択肢もあります。果たしてうまくやっていけるのか、疑問にお答えします。

Pick up 01最近の在宅ワークはどうなっている?

近年、共働き世帯が多くなってきたといっても、多くの女性は妊娠、出産を機に仕事を辞めてしまいます。
その割合は6割から8割ともいわれています。たとえ子育てに専念したいと思って自ら退職しても、少しでも
収入を得たいと考える人は多いのではないでしょうか。

インターネットの普及で、様々な仕事が在宅で出来るようになってきました。ビデオ通話で会議も
出来ますし、大量のデータをやりとりする事も出来ます。在宅で特に不都合を感じる事もありません。
データ入力、在宅秘書等、その業務は多岐にわたります。
企業側にとっては、通勤手当を払う必要がなく、光熱費もかからないので、コストカットになり、環境負荷も
減らせます。

子どもを寝かしつけたあと等、空いた時間を利用し、自分のペースで仕事が出来るのは大きなメリットです。
通勤時間もかからず、余計な人間関係にも煩わされずにすみます。正社員のような収入は得られませんが、
小遣い程度にはなります。

Pick up 02プライベートと分けられるかという問題

もちろん、在宅ワークは良い事ばかりではありません。まず、仕事とプライベートの境があいまいに
なってしまうという事があります。突然の来客があったり、家事をしなければならなかったりして、
仕事の時間をとれない場合も多いのです。

特に子育て中は、子どもの病気など、突発的な事が起きる可能性が高くなります。在宅ワークは
出来高払いのものも多く、締切に間に合わない、といった事態もあり得ます。
また、仕事仲間がいないので、孤独に陥りやすいといった欠点もあります。専用の掲示板や相談窓口を
設置している企業もありますが、ストレスはたまりがちです。在宅ワークは自由度が高い分、きちんとした
自己管理が必要です。

採用されてもあまり仕事がなかったり、時給に換算すると驚くほど安いといった仕事もあります。
簡単に良い条件だと飛びつかず、慎重に見極めましょう。

Pick up 03まずは無理せず、出来る事から始めてみよう

子どもの入園、入学を機に働こうと思う母親は多いです。しかし、子どもが帰ってくる時間には家にいたい、
夏休み等の長期休暇には働けないとなると、なかなか仕事は見つかりません。また条件の良い仕事は
競争率も高いものです。

手をこまぬいていると、ブランクはどんどん長くなり、ますます採用されにくくなります。まずは社会復帰の
第1歩として、在宅ワークを選択してみてはいかがでしょうか。

無理せず、自分に合った形を探ってみてください。

 

by minato50