夜桜も綺麗だけど、朝の桜も素敵です!

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夜、ライトアップされた桜を見るのはなんとも趣深いものですが、朝の桜もとても素敵です。
少し早起きして楽しみませんか?

Pick up 01「朝桜」という桜の季語

「夜桜」は広く一般的に良く使われていますが、「朝桜」という季語もあります。ご存知でしたか?
朝露を受けて咲いている桜という意味です。清らかで美しい桜が浮かびますね。

俳句の世界では、この「朝桜」の他に「夕桜」という季語もあります。
朝桜、夕桜、夜桜…1日の時間帯によって、桜の美しさもまたいろいろですね。

お花見の桜はソメイヨシノが一般的です。
このソメイヨシノ、明治初期に東京の「染井」という植木屋さんから広まったのが始まりと言われています。
それ以前は桜と言うと山桜や里桜のことでした。

「花と言えば桜」となってきたのは平安時代中期以降で、貴族による観桜の宴が頻繁に開かれていました。
日本の桜、古い歴史を感じますね。

Pick up 02静かにゆっくり楽しみたい朝桜の魅力

大勢で賑やかにお花見をするのも楽しいですが、お酒を飲みながらの宴会はあまり得意ではない方、
今日は静かに楽しみたいという方には、朝の桜がオススメです。
朝日に映えたピンク色の桜はとても素敵で、元気が出てきますよ。

まずはゆっくり歩きましょう。朝桜の言葉通り、朝露に輝く桜を発見すると心が洗われます。
近所の公園や川沿い等、お花見の名所を訪ねるのも良いですね。同じように朝桜を楽しんでいる方や
ワンちゃんのお散歩をしている方、ジョギングをしている方などとの会話も楽しめます。

また、色鉛筆と小さなスケッチブックを持って行くのもオススメです。
絵はあまり得意ではなくても大丈夫!桜をメインにして、ピンク色の濃淡で桜を、茶色の濃淡で幹と
枝を、近くの建物などは大胆に描いてみましょう。
写真とは違った楽しさがありますよ。

Pick up 03綺麗な桜、やっぱり写真で残したい

朝の桜を楽しんでいる方は少ないので、桜の木をゆっくり眺めることができます。デジタルカメラや
スマートフォンで綺麗に撮影したいですね。

まずは逆光にならないようにしましょう。「太陽は背中に」が基本です。
普段はそれほど気にしていなくても、花の場合は陰影がついてしまいます。

また、桜の花は淡いピンク色なので、自分の目で見た時よりも写真の方が薄くなってしまうことが
よくあります。そんな時は「露出補正機能」を使いましょう。初期値は「0」になっているので、少し
明るめの「+1」がオススメです。

桜の木全体を入れた写真も素敵ですし、桜の花をズームして花びらが見えるくらいも綺麗ですね。

美しさを独り占めできる朝の桜。ちょっぴり早起きして楽しんでみませんか?
いつもと違った素敵な1日の始まりになりますよ。

 

by ろぷまま