可憐な美しさで人気の梅の花気軽に見られる関東近郊のスポットをご紹介
梅といえば三重の梅林公園や大阪城公園など関西が有名ですが、関東近郊にもおすすめスポットが
たくさんあります。そんな中から梅を取るための梅林を中心にいくつかご紹介します。
Pick up 01関東の梅の見頃は2月下旬から4月上旬まで
梅の花といえば桜を前に、2~4月にかけて美しい色と香りを楽しむことができる日本の花です。
はっきりとした色の花をつけるので、紅白に咲き乱れる梅の群生は、見事のひとこと。
梅の木の群生には2種類あり、梅林といって梅の実を取るためにつくられた果樹園と、お寺や
公園のような場所で、人に見てもらうために植えられているものがあります。
ここでは美しさが自然発生しているという点を評価して、関東近郊の梅林をいくつかご紹介します。
梅林の梅の木は、白い花が多いことと、梅の木の背が低いことが特長です。これは実がたくさん
実る種類であることと、収穫の為にあえて梅の木を高く育てないようにしているためです。
初夏の収穫の頃には青梅がツヤツヤと実り、いつでもよい香りがする木です。
Pick up 02大粒で肉厚、関東北部の梅林2選
北関東は梅の実を使ったお菓子が色々ありますね。
そんな2県のおすすめ梅林です。
茨城県 観音山梅の里梅園
宇都宮駅から車で1時間弱のところにある梅林です。見ごろは3月中旬から下旬。入場無料、
地元の人が梅林を解放してくれているというアットホームな雰囲気です。
面白いのは梅の木のオーナー制度。最近はみかんなどがメジャーになってきたこの制度ですが、
自分だけの梅の木があるというのは、とても楽しそうですね。
埼玉県 越生梅林
こちらは関東屈指の広い面積を誇る梅林です。
1000本の桜が広い敷地で出迎えてくれます。小学生までは入場無料、出店などもたくさんあり、
中には公園やミニSLが走っているので、子ども連れには最適の梅林です。
Pick up 03関東近郊で梅干しといったら小田原の梅
関東近郊で有名な梅干しといったら小田原の梅。海の幸と合わせたかつお梅も人気です。
そんな小田原市内で最も梅が群生しているのは曽我梅林です。
本数は驚きの3万本、小田原城は1000本ですので数が違います。
昔から梅の栽培をしている土地ですが、観光客の要望に応えて解放するようになったのは
ここ10年ほどのこと。だんだん周囲にお店も増えて、地域でも有名な梅林になってきました。
梅の背景に富士山という絶景が拝めます。
初春を感じさせてくれる梅林の数々、いかがでしたか?
梅の木の側は香りもよく、あたりの空気まで清冽になるような気持ちがします。
さらに梅干しやジャム、お菓子など、お土産やグルメも楽しめます。
ぜひ他にも美しい梅林を探して訪れてみてくださいね。
by komi