初夏が旬、ビタミンたっぷりの美味しいそら豆で乾杯!

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5~6月になると市場に出回るさや付きのそら豆。美味しくてビタミン、ミネラルたっぷり。
女性の美容と健康にとても良い食べ物です。

Pick up 01初夏が旬の美味しいそら豆、二日酔いにも効果アリ

空を向いて実をつけるから空豆。

なんて素敵なネーミングでしょうか。そら豆は毎年5~6月に旬を迎える初夏の食材です。
そら豆の特徴は何といっても食べごたえのある、大きくてエメラルドグリーンの胚芽の部分。
ほこほこしていて味も濃く、豆の王様と言えるでしょう。

そら豆を過熱したときに出る、独特の匂いが苦手という人もいますが、そら豆を過熱したときの匂いは
何十種類にも及ぶ栄養素が複雑に絡み合ったありがたい香りです。

そんな栄養たっぷりのそら豆、実は女性に嬉しいミネラルやビタミンの宝庫なのです。
そしてそら豆は二日酔いにも効果があります。ミネラル分が余分なアルコールを流してくれるので、
ビールのおつまみにそら豆を食べるのは理に適っているのです。

Pick up 02そら豆の栄養素は美容、整腸作用があります

そら豆に含まれている栄養成分は以下のようになっています。

ビタミンABC、カリウム、葉酸、鉄分。
特にミネラル成分である、葉酸や鉄分が豊富なことに着目してください。
これらは全て、女性に不足しがちと言われる代表的な栄養素です。

もう一つのミネラル分であるカリウムは、体の老廃物を流す働きをしてくれますので、
体のむくみを解消してくれます。

さらに嬉しいのは豆類であるにも関わらず、そら豆は食物繊維が豊富なこと。
整腸作用があるので便秘の人にもおすすめです。
しかも消化が良く、子どもの離乳食にも使うことができます。

このように、そら豆は美容に関心が高い人に、うってつけの食材と言えます。

Pick up 03おいしいそら豆の選び方と食べ方は

美味しいそら豆の見分けは、「さや」がポイントです。
そら豆には大きなさやがついていますが、美味しい新鮮なそら豆はさやがパンパンに張っており、
つやつやとして産毛がいっぱいついています。

そら豆はさやから出した途端に風味が落ちていきますので、食べる直前にさやから出すのが理想です。
さやつきのまま焼き魚のグリルで焼けば、ほくほくの焼きそら豆の出来上がりです。
茹でる時はさやを向き、皮に爪で傷をつけてからすぐに塩茹でします。
ただし、この「さや」の部分に農薬がかかっていることも多いので、できるだけ有機栽培、無農薬の
そら豆を選びましょう。

ほこほこした焼きたて、ゆでたてのそら豆は美味しいばかりでなく美容と健康にとても良い食物です。
さわやかな初夏、ぜひ美味しいビールとそら豆で乾杯しましょう。

 

by komi