三陸の魅力を再発見!
地域の復興は内側からのエネルギーと外からの賛同が大事!

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東日本大震災から5年が経ち、ボランティアの数も寄付金も大幅に減っていますが、除草ボランティアや
漁業支援などまだまだ外部からの力を必要としています。普通の人ができる支援について考えてみました。

Pick up 01南三陸とはどんな場所?どんな支援が望まれる?

東日本大震災で、最も被害の大きかった地域の1つである南三陸は藤原氏や源義経の伝説が数々ある
歴史ある地、宮城県北東部に位置します。
神割崎など、海岸には景勝地が多く、親潮と黒潮がぶつかり合う南三陸泊浜の海の幸は絶品ですが、
津波により甚大な被害を受け、漁場、船舶、作業場を失い廃業された方も数多くおられます。

そんな中から再出発した事業は、被災者自らの再出発したいという気持ちと外部からの三陸の魅力を
求める声だったとも聞きます。
三陸の地は自然の恵みによる多くの魅力を秘めた場所であり、人々を惹きつける地なのです。

5年が経ち、メディアに取り上げられることも減ってきましたが、これからも復興を応援する為に
知っておきたいポイントや注意点をまとめてみました。

Pick up 02継続的に関係を築く事でできる方法を探る!

大きな災害が起こると、いてもたってもいられず何かできる事を探してボランティアに訪れる人は
大勢います。
しかし、実際には、表面的にはある程度片付けられ、目に見える被害が減り、落ち着きを取り戻してからが
大変です。

メディアに登場する復興の活動は格好良く、見栄えのするものが多数です。しかし、誰にでもできること
ではなく敷居が高いと感じるものも多いのではないでしょうか。
普通の人にとっては、目立たなくても、小さくても、しっかり繋がり、コツコツ続く関係を作って行くことが
必要なのです。

場所柄、口下手で派手ではないけれど真面目に丁寧に仕事をする人達が多い地域です。
そこに生活する人達にとって必要なことは何か、思いを馳せて一過性では無い関わり方、
応援の方法を目指しましょう。

Pick up 03現地に行かなくてもできる支援は多数!

技術やノウハウと熱意を持った人であれば現地を訪れることで効果的な支援を行うことも可能です。
しかし、多くの人達にそのような適性がある訳では無く、勢いに任せた動きは逆に、迷惑になっている
ことも少なくありません。

現実的な話、復興には多くの資金も必要になります。
自分が賛同する活動への寄付や応援する事業の商品を購入したり、販売ルートを増やす活動は
有効ですし、実際に食べたり、使ってみて改良点を提案することも力になります。

個々にできることは違ってもその全てが復興の力になります。
産地の商品のファンになりリピーターとして購入したり、宣伝したり、何かのお祝いにオススメ商品を
贈るなど、大きくなくても気持ちに寄り添った支援、応援を続ける事が大切です。

 

by maruse

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