アップサイクルアクセサリーを人生のお守りに

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3Rのもう一歩先をいく「アップサイクル」というものをご存知ですか?そこから生まれる
神秘的なアクセサリーの物語と共にご紹介します。

Pick up 01消してしまいたい程哀しい記憶、どうしたらいいでしょう?

誰でも悲しいこと、つらい事、忘れてしまいたいことがあると思います。例えば大切な人との別れ、諍い、
思い通りにならない現実など等。

嫌な記憶は早く忘れてしまいたい、環境を変えたいという気持ちになるものです。そんな辛く悲しい記憶を、
新しい希望に変えてしまおうという考え方があります。負を消し去るのではなく、それらを抱えたまま
乗り越えるという考え方です。

Pick up 023Rのもう一歩先をいく「アップサイクル」という考え方

普段の生活から排出されるごみや廃棄物は単に処分されるだけではなく、「リデュース(Reduce)、
リユース(Reuse)、リサイクル(Recycle)の3つのRの考え方に基づいて、ごみの削減が図られたり、
そのまま、あるいは形を変えて再利用が図られたりしています。

そしてその一歩先をいくのが「アップサイクル」という考え方です。これは、元の商品としての価値が
なくなったものに新しいデザインやコンセプトを吹き込み、別な価値を持つ新たなものとして甦らせる
というものです。それまでのもの以上の価値あるものを生むというところから「アップサイクル」と
言われています。

Pick up 03エナジーチャームで人生をアップサイクル

海外ではいまだに激しい内線によって命を落としたり、危険な環境に身を置かなければならない人々で
あふれかえっています。一命をとりとめたものの大きなけがを負い、家族を亡くし、暗い日々を過ごして
いる人々も多いのです。戦争は人の命だけではなく、尊厳や生きる希望までをも奪いさってしまう卑劣な
ものです。過去のものであっても、負の遺産として永遠に人々を苦しめるものになります。
そして戦争だけでなく、過剰な消費(浪費)も将来世代を苦しめることになります。

これらをアップサイクルするとどうなるでしょう。
例えば戦争で使われた銃弾を溶かしてアクセサリーにしたり、過剰な消費により廃棄されてしまうものを
そのまま捨てずにインテリア製品にするなど、アップサイクルから様々なものが誕生しています。
負の遺産や廃棄物に、まったく新しい世界観が吹き込まれるなんてミラクルで神秘的です。

「辛いことや悲しいことがあったからこそ今の自分がある」と考えられる人は、強くて、美しく輝いています。
負の感情や記憶を肯定し抱えるのは勇気がいることですが、未来を新しくよりよいものに変えるためには
必要なプロセスなのかもしれません。

強く、美しく輝けるように、お守り代わりに普段使いのものをアップサイクルアイテムに変えてみてはいかがでしょう。あなたの人生もきっとアップサイクルするはずです。

 

by うさぱんち