「みさきまぐろきっぷ」で行く! 神奈川県三浦半島・三崎の旅

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三浦半島は、神奈川県の南東部に位置しています。その南端である三崎は、まぐろの町として有名です。
京浜急行電鉄が販売している「みさきまぐろきっぷ」を使えば、一日楽しめますよ!

Pick up 01電車・食事・レジャーがセットになったおトクなきっぷ

「みさきまぐろきっぷ」は、京浜急行の各駅で買えます(泉岳寺駅、三崎口駅を除く)。窓口はもちろん、
券売機でも買えますし、地図や施設一覧が載ったパンフレットも置いてあります。

東京の品川駅から終点の三崎口駅までなら3060円(子ども2310円)で、往復の電車、フリー区間の
バス、マグロ料理食事券、施設利用券がついてきます。通常、電車代だけでも往復1860円かかるのですから、
たいへんお得といえます。

車のように渋滞の心配もなく、品川から1時間ほどで着きます。途中下車もできるので、終点の一つ前の
三浦海岸駅で降りることもできます。三崎口駅から三崎港まではバスでの移動ですが、本数もそれなりに
あり、長く待つこともありません。

Pick up 02食事券で寿司、まぐろ料理を堪能

食事券を使えば、特別なまぐろ料理が楽しめます。25店舗の中から、好きなところを選べます。
メニューは1種類のところが多いですが、三崎のまぐろや地魚を存分に味わえるものとなっています。
寿司なら10貫程度と小鉢、味噌汁つき、どんぶりならまぐろのから揚げ、珍味などがついてきます。
定食だと、刺身とまぐろの煮物(または焼き物)、ごはん、味噌汁などです。

特徴は、まぐろの町だけあって、希少部位が食べられるところです。まぐろの尾の身のステーキや
胃袋の寿司、心臓のバター焼き、ほほ肉のユッケ、まぐろの卵の煮つけなど、普段はお目にかかれない
ようなものがたくさんあります。いろいろ食べたくなって、どこにしようか迷ってしまうので、パンフレットを
よく見比べて決めましょう。

Pick up 03温泉、水族館、お土産・・・選べるレジャー

施設利用券を使えば、温泉や海の見えるお風呂にゆっくりつかることができます。通常1000円程度の
日帰り入浴が、きっぷを提出するだけで入れるのです(タオル代は別料金のところあり)。

子ども連れなら、油壷マリンパークがおすすめです。イルカ・アシカショーは屋内なので、冬でも快適に
見られます。ペンギンはもちろん、カワウソ、サメなど、さまざまな海の生き物が展示されています。
産直センターでは、店舗指定のお土産が、きっぷと引き換えにもらえます。まぐろだけではなく、干物、
ラーメンなどもあります。

体力に自信のある人は、レンタサイクルで城ヶ島という島に渡ってみてはいかがでしょうか。きっぷで
1日(返却は5時まで)借りられます。三崎から城ヶ島大橋を渡り、豊かな地形の海岸線を見るのも
おもしろいでしょう。

今度の週末は、まぐろを満喫しながら、三浦半島の魅力を自分なりに発見してみてはいかがですか?

 

by minato50