東大折紙サークルOristの考案した折紙
しなやかさとハリの両方を持ち合わせた竹紙の質感を活かした折り紙です。「難しいから面白い!東大折紙」(マガジンハウス/Orisut著)の中から選んだ4作品を、出来上がりが楽しみなポップな柄で仕上げました。
しなやかさとハリの両方を持ち合わせた竹紙の質感を活かした折り紙です。「難しいから面白い!東大折紙」(マガジンハウス/Orisut著)の中から選んだ4作品を、出来上がりが楽しみなポップな柄で仕上げました。
パッケージの中に、それぞれの折り方を示した折図も同梱されています。
自由に折れる折紙。
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昨今、日本の各地で放置竹林の拡大による森林内や周辺の生物多様性の低下、森林の持つ水源涵養機能の低下、土砂災害・土砂崩壊への影響が大きな社会問題となっています。
かつては日本人の生活や文化に密着し、使用されていた竹が生活様式の変化や代替品へ変化したことが主な原因で、国内の竹林が管理されず放置されたままになっています。管理されない竹林はその旺盛な成長力から光を求めて森林や里山に侵食します。この問題を解決するには、かつてのように竹の大量消費が不可欠です。
竹林の多い鹿児島県薩摩川内市に工場を持つ当社は、1998年より国産竹の有効活用に取り組み始めました。タケノコの生産性をあげるために間伐された竹の有効活用を打診され、地域貢献の一環としての挑戦でした。
地道な挑戦を続け、2009年には国産竹100%の紙を製造販売し始めました。当社は、日本の竹100%を原料とした紙をマスプロ製品として生産販売している、唯一の総合製紙メーカーです。
国産竹の活用は、地域の竹林管理、隣接する森林や里山の保全再生、生物多様性の保全に役立つとともに竹に新たな価値を見出し、地域経済にも貢献しています。
竹紙は当社独自の本業を通じて社会的課題を解決する取り組みとして高く評価されています。
第1回いきものにぎわい企業活動コンテスト 審査委員特別賞
第8回エコプロダクツ大賞(エコプロダクツ部門) 農林水産大臣賞
低炭素杯2012 審査員特別賞・最優秀プレゼンテーション賞
ソーシャルプロダクツ・アワード2013 ソーシャルプロダクツ賞(竹紙ノート)
等
以前は伐採された竹は行き場がなく、竹林内で放置されていました。
成長の早い竹ですが、空洞のため伐採、運搬、製紙原料としてのチップ加工等、木材に比べて効率が悪く、現在、日本の製紙会社ではほとんど扱われていません。当社は、タケノコ農家、チップ工場の協力を得ながら試行錯誤を重ね、竹の集荷体制を築き、現在では年間2万トンを超える竹の集荷を誇り、この集荷量は日本で一番となります。
伐採された竹は集荷されて、川内工場の周辺にあるチップ工場へ。多くは軽トラで搬入しています。
その後、竹を製紙原料に適したサイズにするため、チッパー機に投入します。
製紙原料に適したサイズに揃っています。
木材と同様に、蒸解された竹チップの繊維は紙へ、残りは燃料として利用しています。
余すことなく、竹を活用しています。
できあがった竹紙は、取り組みに共感いただいた環境団体やNPO団体のパンフレット、企業の経営報告書や名刺、封筒等に使用されています。
今では年間約15000トン、日本の竹消費量の約半分を当社が紙の原料として持続的に買い取ることで、里山保全、隣接する森林や生物多様性の保全、地域経済の活性化などに役立つヒントとなっています。
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880円 (税込)
8pt
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ショップスタッフより
いつもご利用いただき、ありがとうございます。
日本の竹100%を原料とした「竹紙」で、環境配慮型のグッズをデザイン。
「竹紙」を使えば、森林や里山、生物多様性の保全に役立ちます。
2022年03月31日 11:22
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