民族の歴史と文化のつまった手しごとの技術を次世代へ伝承すること
いくつかの山岳民族(主にモン族・ミェン族・アカ族)の人たちが集まり新しい集落を形成しているその村で、2015年より『織り人(Orijin)』オリジナル製品の開発を進めています。
⇒『織り人(Orijin)』プロジェクトについては、ホームページをご覧ください。
縫製は初めてだった、その村のモン(Hmong)族出身の女性とともに、民族伝統の刺繍やアップリケ、織り布をいかしつつ、 刺繍のデザインから縫製までを、自分たちの手でおこなってもらえるよう、様々な商品づくりに挑戦しています。
現在のタイでは、刺繍布を売ることで得る収入よりも、より簡単に短時間で、それ以上の収入を得られる仕事がたくさんあります。
多くの山岳民族の人たちは、生活のために、そうした仕事を選び、刺繍などをする時間がなくなり、その子どもたちへも受け継がれなくなってきています。
そんな中でも、たくさんの収入にはならなくとも、できることならば、こうした民族伝統の手しごとを続け、次世代に残していきたい、と願う山岳民族出身の若い人たちもたくさんいるのです。
そうした人たちが、”仕事”として成り立たせていくことができるのではないかという”希望”と”誇り”を持ってもらえるようになればと願っています。
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ショップスタッフより
『織り人』の商品はすべて1点ものです!同じ柄でも、刺繍の色合いが変わると、まったく別の商品のように感じます。一つひとつ異なるデザインや色合いの中から、「こういうのを探していたの!」という出逢いを見つけていただけたら、うれしいです。そして、その商品をお使いいただくことが、「つくる人」の応援につながります。
2020年11月02日 17:44
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