心を込めて作った物が 生活を支えていました
カンボジアのシルク(黄金色のシルク)は1つの繭から300M程度の生糸が取れます。はじめの外側の約100Mはローシルクと呼ばれ、粗びきでざっくりとした風合いのある布に仕上がります。
一方で、内側の後半200Mの生糸はファインシルクと呼ばれ、繊細なしなやかさをもつ布を作るのに適しています。
ご紹介のシルクバッグはファインシルクです。
本来自然の繭は蚕を守るためのもの、丈夫なだけでなく、機能的にも優れていて、通気性がよく、保温性に優れ、殺菌作用などもあってと、肌にももちろん優しい素材です。
ゆっくりと手引き仕事で紡いだ生糸は、人の身体のリズムが注がれて、手の温もりと共に命が宿ります。
クメール王朝時代から受け継がれてきたこの命、伝統のクメールシルクはこうして今も次の世代へと受け継がれています。
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ショップスタッフより
「素敵だね!」って言われたときに、いままで感じたことのない気持ちになったそうです。
いいものを作る、気持ちを込めてつくる、一心不乱に作る
そして「素敵だね!」って言われて、初めて味わう充実感。 こんな思いをしたのは初めてだそうです。
今までは空腹を満たすのが精一杯いだったから
想像すらできなかった瞬間!
そんな思いをもっともっと増やしてあげたい。
2020年04月25日 15:11
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