ミェン族の歴史と文化のつまったクロスステッチ刺繍技術を次世代へ伝承すること
ミエン族のクロスステッチ刺繍の布を両面に縫い付けた小さなポーチです。
コインケースとして最適なサイズです。
ミエン族のクロスステッチ刺繍の布を両面に縫い付けた小さなポーチです。
コインケースとして最適なサイズです。
両面とも同じ刺繍生地を使っていますが、模様の入り方が表と裏で異なる場合がございます。
写真でご確認ください。
*ミエン族の文化や刺繍については、『織り人(Orijin)』ホームページ(ブログ)をぜひご覧ください。
こちらの商品は、贈り物にも喜ばれています。
刺繍の色柄をいかして、透明の小袋にお入れして、小さなリボンをお付けする簡易ラッピングですが、無料で承っております。
ご希望の方は、ご注文の際にその旨お申し付けくださいませ。
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「つくる人」のしあわせ
「つくる人」たちが継続した仕事を手に入れることで、困難な状況から抜け出し、民族として誇りを取り戻して、次へのステップに挑戦することができるような、経済的・精神的な自立を得ることができます。
「かう人」のしあわせ
アジア民族の伝統的な刺繍や織りの一つひとつ異なるデザインや色合いの中から、「こういうものを探していたの!」という一目惚れのような出逢いを見つけることができます。
そして、その商品をご購入いただくことが、「つくる人」を応援することにつながります。
「うる人」のしあわせ
新しい商品を企画・販売し、継続した発注をすることで「つくる人」の自立を支え、そして「つくる人」と「かう人」との出逢いの場を提供し、民族の手しごとの素晴らしさを、たくさんの人へ伝えることができます。
1.今の仕事を続けられる「ものづくり」
都市のスラム地区で働く人たち、難民キャンプで暮らさざるをえない人たちなど、厳しい環境におかれている人たちが、継続して仕事を続けていくことができる「ものづくり」を目指します。
2.新しいことに挑戦していける「ものづくり」
厳しい環境から抜け出し、新たな挑戦をする今を一生懸命生きる人たちを応援する「ものづくり」を目指します。
3.今の時代に合った「ものづくり」
美術館のガラスケースに飾られるような、大切に、引き出しにしまってしまうような「もの」をつくるのではありません。今の時代に合った実用的な「ものづくり」を目指します。
「織り人」は、伝統的な織りや刺繍技術を通して、アジアの民族文化の起源(Origin)を次世代に伝承し、その技術をいかすことによって、今を生きる人たちが不安のない生活を送ることができるよう願っています。
そのために、「織り人」は下記のことを心がけ、事業を進めてまいります。
● 安定した仕事を提供できるように、定期的な、継続した商品のオーダーをすること。
● ものづくりの技術やアイデアに見合った対価(適正価格)、「つくる人」の提示する価格で買い取ること。
● 新たな市場、販路拡大のための情報提供やアドバイスをおこなうこと。
● 新たな商品開発に挑戦できるような情報や技術、サンプルデザインのアイデア等を提供すること。
● 誠実に事業に取り組み、「つくる人」、「かう人」のしあわせのみならず、「うる人」の発展と未来のものづくりにつながること。
ミェン(Mien)族の人たちは、中国南部を起源とし、漢民族の圧政などにより、雲南省やベトナム、ラオス、ミャンマー(ビルマ)などへ移動しながら、1920年代頃から一部の人たちが、タイ北部の山岳地域に移住をはじめたと考えられています。
中国文化の影響を受け、長い間、中国との関係を保ちながらも、まわりの険しい山々に囲まれた環境が、近隣の他の民族や中国からも隔絶した環境をつくり、民族独自の衣装や習慣、言語、文化を確立していきました。
タイ北部の自身もミェン族出身の女性が、近隣の村々のミェン族の女性たちを取りまとめ、刺繍布の製作グループをつくっています。
こうして売りに来られた刺繍布(左写真)を使って、今回ご紹介のデジカメケースやポーチ、バッグなどの製品に縫製しています。
また、村の学校の授業でミェン伝統の刺繍技術を教え、子どもたちが刺した刺繍布をつかった製品づくりにも取り組んでいます。
こうした活動は、ミェン族の女性たちの限られた現金収入の手段の一つとなり、また、子どもたちへの民族伝統文化の継承にもつながっていきます。
ミェン族の女性の民族衣装は、赤い大きな毛糸の襟のついた濃紺の上着に、細かな刺繍で埋め尽くされたズボンをはき、頭には刺繍入りの大きな頭巾を巻いているのが特徴です。
こちらの商品は、「×」印を繰り返して文様をつくり上げるクロスステッチという技法の刺繍ですが、もともとミェン族の人たちは伝統的には、このクロスステッチ以外の技法をつかっていました。
ミェン族の長い移動の歴史の中で、クロスステッチを得意としていたモン族や他の民族と接することにより、独自の文様(技法)に新たな文様(技法)が加わっていきました。
このズボンの刺繍の上下の部分には、ミェン族伝統の刺繍がほどこされ、中央部分のぎっしりと刺繍された部分がクロスステッチの刺繍になっています。
このように、クロスステッチ刺繍の割合の多いズボンは、タイ北部のミェン族の特徴的な衣装となっています。
そうした民族衣装の刺繍技術の巧みさや美しさは、祖母から母へ、母から娘へ、受け継がれていきました。
「織り人」では、こうしたアジア民族文化の起源(Origin)を次世代に伝承するため、伝統的な刺繍や織りをいかしたフェアトレード商品を販売することによって、ミェン族の手しごとの素晴らしさを多くに人に知ってもらい、ミェン族の子どもたちが、民族の誇りをもって伝統的な技術を学んでいくきっかけになれば…と思っています。
『織り人』では、ミェン族のクロスステッチ刺繍をいかした商品をいろいろとご紹介しています。
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600円 (税込)
6pt
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ショップスタッフより
ミェン族の幾何学文様がすてきな3つのファスナーポケットの付いたポーチです。
いろいろと分けて収納でき、重宝にお使いいただけます!
2018年11月01日 22:55
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