本物の桐で普段の生活をちょっと豊かに!
かつて本庄は中山道の宿場町として、そして利根川の水運の拠点として繁栄し、昭和30年代まで生糸とともに「桐の街」と言われ全国有数の桐の集散地として知られていました。当店は明治33年に初代関根嘉十郎が桐下駄製造業として創業以来、百有余年輸入材は一切使用せず国産の桐材のみを扱い、昔ながらの伝統工法を守り取扱商品は全て一品物の手作りにこだわり続けています。また、当店の桐製品は昭和59年には三笠宮家献上の栄に浴し、平成16年に行われた天皇・皇后両陛下の本庄行幸啓に於けるお食事の際に使用されました。
コーヒー好きな人はその産地や品種さらには焙煎方法や挽き方にまでこだわります。しかしながらコーヒー豆は焙煎した後、鮮度が落ち香りを失いやすいものです。原因は酸化・湿気・乾燥そして紫外線など環境による劣化です。桐CUBEはコーヒーをそれらの悪条件から守り挽きたてのおいしさを保ちます。熟練の職人が作った桐たんすは引き出しを閉めたら別の引き出しが飛び出してきます。これは桐たんすの気密性の高さを表す現象です。空気が逃げ場を探して別の引き出しを押し出して抜けるからです。当然こうなるには高い技術が必要です。この気密性によって内部は外部と遮断され温度や湿度・紫外線から守りコーヒーの鮮度を保つのです。また桐は多孔質な木材です。多孔質とは内部に空気の層を含むことで、発泡スチロールと同じ原理でこれが外部の悪条件をシャットアウトします。 日本人は古来から桐を生活の中で使用してきました。その軽さ、柔らかさそしてなにより木目の美しさを活かして高級調度品や衣類や書物の収納用具として大切なものの保存が主な用途でした。時代とともに日本人のライフスタイルも変わります。そこで現在の生活に役に立つものを桐で作りたい。
そんな想いからコーヒーキャニスター「桐 CUBE」が商品化されました。
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ショップスタッフより
私ども関根桐材店では普段の生活に役に立ち豊かにする桐製品作りを進めています。この活動を「桐の進化」とテーマ化してこれからも伝統の枠にこだわらない新商品を開発してゆきたいと考えております。
2018年05月12日 18:07
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